雑記帳

日記とか備忘録とかそういうの

#ただの日記 Twitterを復活させたのでジャンプ感想全く書かないですね。どうする家康の夏目殿の回想と絶命シーンでボロ泣きしました。空城の計、読んでてよかった三国志です。

サイト触るときに作業用BGM代わりに劇場版機動戦士ガンダム(初代三部作)を流しておりましたところ、Ⅰで友人1が好きと言っていたキャラが死に、Ⅱで友人2が上司にほしいと言っていたキャラが死にました。Ⅲはまだ見ていません。初代を見るのは初めてで、無情を感じています。私はカイがいい感じになった女性がお亡くなりになったのにも驚きました。
有名な作品だから上辺だけは知っているつもりでしたが、知らないことばかりです。ジオン軍はもっと悪の帝国みたいな感じだと思っていました。Ⅱでジオン軍の兵士が小さな子供が戦艦にいることに驚き、危ないから退避するようジェスチャーするところが好きです。生活のある人間と人間の話なんですね。
#映画感想 映画「聖闘士星矢 the beginning」を観てきました。ビギニングの名前が示すとおりに本当に序盤の序盤で、魔鈴さんとの修行シーンまであり、2時間ぽっきりなのに途中で時計を確認してしまったけど、全体的にはおもしろかったです!

地下闘技場とか垂直崖登りがトンチキ要素な気がしたけど、闘技場は原作にもあるメインエピソードの一つだし、崖から張り出した木の枝で懸垂じゃないからむしろ映画の方がまともだし、端々に原作へのリスペクトが感じられてよかったです。

最後に聖衣を纏うシーンでペガサス幻想のアレンジがかかるのすごくよかった!
私は最終決戦でオープニングが流れるの大好きなので、曲が流れたまま戦闘に入ってもよかったと思います。エンディング曲のメッセージの強さもよかった。

星矢が思い悩むシーンで、真剣佑が成人男性すぎて入社して後輩もできたけどこのままでいいんだろうかと悩むサラリーマンにしか見えなかったり、カシオス役の人と体格に差がないから圧倒的強者に挑んでる感が薄かったり、配役もうちょっと何とかならんかったのかと思うところはあります。真剣佑はアイオロスがいいんじゃないか。
アクションはすごくよかったです!説得力がある!ガキとかチャイルドとかボーイのシーンでの違和感がすごいだけで。女神役の人と真剣佑は同い年で作中もそのつもりで18だと思うんですが、星矢は少年というイメージが強いから一層老けて見えて体育教師と学生にしか見えない。姉の影を追うのにちょっとキツさがある。

女神は普通のお嬢さんにしか見えなかったんですけど、だんだん髪色が変わっていくところで覚醒してないんだなぁと気づいて、原作の沙織の昔のおてんば娘な自我はどこに行ったのかという部分の描写が丁寧だと思いました。シエナは最後までヒトであることを望みそう。
父親は自爆に成功してしまったけど、子供たちをさらって生きながらえようとした母親はこの後ちゃんと服役してほしい。次回作でしれっと支援者として出てこないでほしい。いい話風に終わったのが不安です。
昼間のシーンでも小宇宙を感知するとシャッターが下りるから光ってるのが分かるの、使い方が上手いと思いました。

謎に強い執事はなんなんだよ…って思ったら辰巳か!!!オカン以外原作キャラだけで回してんのね?!!スタッフロールのキャスト部分短かったもんなぁ。辰巳が道具なしには人造聖闘士に渡り合えないの、聖闘士は武器を嫌う女神のために己の肉体のみで戦うものという基本設定に忠実でいい。
やっぱ運転技術とか諸々が高い執事いいですよね。飯を作るのも上手くあってほしい。

鳳凰幻魔拳とか魔鈴さんの技とかが見られてよかったです。修行シーンはどうしてもつまらなくなってしまうのですが、魔鈴さんが負けなかったのいいよな。白銀だからな。星矢が初めて聖衣をまとうシーンで初期聖衣できたの良さがありました。心もとなさもあったので、最終決戦でアーマー部分増えてよかったです。

鳳凰星座が敵方で出てきたの、一輝が暗黒聖闘士従えてたところあたりですよね。そのへんの押さえ方がかっこよくて、殺すことにもためらいがなくて他に一線引いた付き合いをしてる感じも原作ぽくて、弟がいるかどうか気になります。畳む
#映画感想 映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3」を観ました。おもしろかったです!キャラクターそれぞれが成長し、完結編というか集大成というか、観終わった直後はおもしろかったー!という感じだったのですが、今は終わっちゃったんだなぁ…と寂しさがあります。

前は鑑賞してすぐにサントラを買ったのですが、今回は印象に残った曲がありませんでした。なんでだろう。クイルの言葉に誠実さがないところ(ウラのシーン)や、ガーディアンズのメンバーが情に厚い一方で人を傷つけることに躊躇いがないとこアウトローでいいなと思います。
まさかあの登場の仕方をしたアダムのことを好きになって終わるとは。毛の生えた生き物が死を悼んでいるところ好きです。仲間を殺したアダムに懐いてしまうとこ、やはり畜生…という感じでいいです。(この「やはり畜生」というのは犬好きの先輩が可愛がっていた近所の犬に噛まれた思い出話をする時に発したセリフです)
ラストでガモーラがラヴェジャーズと家族だったところがすごくよかった!利害関係で入っているのかと思っていたんです。ガーディアンズのメンバーたちがそれぞれ、後悔や依存ではない道に進んでいったのが爽やかでよかったです。畳む
#旅とか #その他感想 ハボさんと賀茂競馬を観に行きました!
日記にしたら長いな…て感じなので畳んどきます。写真はないです。#旅とか

GWにつき京都激混みという情報を目にして怯えていたのですが、上賀茂神社付近はいつもの休日の京都っていう程度の人出でした。出たとこ勝負で行ったお昼ご飯も夜ご飯も運良く並ばずお店に入れて、競馬後に向かった京都府立植物園貴船神社のライトアップもゆったり観られて、いい京都観光になりました。
ちなみに昼ご飯は「Cafe&Bar Chill's Kyoto」、夜ご飯は「そば・うどん処 源」です。どちらもおいしかったです。源さんが各種電子決済に対応されてたのが意外でした。ありがたや。

競馬は私から誘っておきながら暑さに弱いために頭痛発生、第4レース開始前に退避してしまったのですが、普段見られないものが見られてよかったです。
もうね、衣装がめちゃかっこいい。平安装束であんなに動いてるとこなかなか見られない!
乗り手の方(乗尻)が氏族の男子が幼少から練習してなるところに禪を感じました。批判的な意味でなくて。県主同族会のこと歴史が人の生の積み重ねだということが実感できて好きです。

馬が走っている瞬間以外は想像以上にゆったりした進行です。神事じゃない競馬もレースの間が空くからそんなもんなのかも。14時頃から馬が走ると書いてあったけど実際には地元小学生(暑いので毎年少年野球チームから選出らしい)扮する警固役による馬場チェック一往復、「九折南下」という馬を馬場に慣れさせる並足のジグザグ歩きを10頭分、馬が走る前にもう一度慣らしに並足で一往復…となかなか走りません。競馬の後で観光しようと思うと夜間開館系しか無理だと思います。
一般的な競馬より席と走る場所の距離が近いから荒ぶる馬の鼻息が聞こえます。白目が見えるほど興奮している馬もいる。神馬として飼われている白馬(人参をやれる。話しかけないでくださいと書いてある。たぶん人語を解す)は大人しいんだなぁ。

有料観覧席にいると逆に見えない(座席に対し背中側で行われたり、前の席の人が撮影のためにカメラを上げたり)場合もあるので、正直有料席はおすすめしません。ハボさんを誘っておいてマジなんなんですけども…! 帰り際に通路通るときに逆側に控えてる馬と乗尻のほうがちゃんと見えたくらい。
有料の柵の中に入ってしまわず、遠巻きに1レースだけ見て、勝敗の判定やら勝ち名乗りの様子やらを歩きながら見て…くらいが気軽で色々見られたかもなぁと思いました。なんと観覧にお越しとされていた神様も3レース目で帰りました。最後までご覧にならんのかいな。

2レース目を走り終えた馬が一頭だけ空馬でスタート位置まで走って戻ってくるというハプニングが起き、解説の男性が20年間競馬を見てきて初めてとおっしゃっていました。ラッキーです。

アナウンスの女性の方は標準語で話しておられ、菖蒲の発音が関西弁じゃなかったのでワーと思いました。アドリブなのか解説も兼ねた部分も多くて楽しかったです。時折風に吹かれてはらり落ちてくる桐の花もきれいでした。
始まる前に境内をぶらぶらしてたら曲水の宴で使っている小川が見られて、本殿は並んでたからお参りしてないんですけど、普段下鴨神社ばかりだけど上賀茂神社もいいなぁと思いました。

京都植物園は時間がなかったので温室抜きの公園部分だけ。それでも十分たっぷり植物が見られました。個人的にはもっとドンピシャの花の時期のがおすすめです。でもシャクヤクとバラがきれいだったし、池を囲む青もみじが精霊とかいそうな感じにきれいで、バイカモの生える小川で回る水車もよくて、今の季節もありです。

貴船神社は紅葉のときのライトアップに行っており、きれいさを人と共有できたほうが絶対楽しい!と思っていたので、今回ハボさんと行けてめちゃくちゃよかったです。川床も出てて雰囲気がすごく素敵でした。中二妄想なんですけど、提灯の下で飲食するお客さんに妖怪が混じってても不思議じゃないって感じ。畳む
#ジャンプ感想 #呪術廻戦感想
五条悟が出ると自分もテンション上がるんだってことにびっくりしました!!!
いやー読み返しちゃったよ浸っちゃったよ。いいなぁ……。スカッとしますね!ここ最近の鬱々とした展開が吹き飛びますね!華ちゃんお洋服新しくなってかわいいね!髙羽は癒やし!
この状況でボケツッコミができるってやっぱ呪術師って皆イカれてんだなぁ。

ジャンプ全然関係ない#サイトのこと なんですけど、Font AwesomeとjQueryの読み込みが複数バージョンあったのを新しい方に統一しました。テンプレカスタマイズ時に全く考えずに記述を足しちゃったんで見直しです。動作確認したところ大丈夫そうです。影響があるとしたら各種絵文字とメニュー開閉なんで、今いけてたらいけてるはず。
novel viewerは階層変わると適用されないぽくて、当てずっぽうでpathの記述変えてみても変わらなくて、私はcookieの扱い全然分からんので直したければ制作者の方にお聞きするしかないか……
#その他感想 『バナナフィッシュ』読み終わりました!
ドラマチックなストーリー展開の連続でおもしろかったです!これは根強いファンがいるのも頷けます。頭脳戦みたいなところはよく分からないので読み流しちゃったんですけど。リアルタイムで追ってたらハラハラしただろうなあ。
英二が最後までいいやつでよかった。年上の友達に「年を取ると若い頃は気にならなかったような素直で可愛げのあるキャラが可愛く思えてくる」と言われたことをひしひし感じます。

ゴルツィネのおっさんがオーサーを惜しんでた時によしよしと思いました。キャラクターそれぞれの思惑とドラマがあって、新キャラ投入で緊迫感も保たれつつ古参キャラがないがしろになるわけでもない展開が楽しかったです。
ネタバレなんですけど、最終話らしきところでアッシュが生き残って、アッシュが死ぬ気がしてたけどそんなことなかった!アッシュが英二と日本観光するスピンオフが見たいって日記に書くつもりだったのに!と驚いてたらやっぱり死んで、やっぱり死ぬんだ……としょんぼりしました。アニメ化した時にそんなツイートを見た気がしていた。
恨みではない守りたいという気持ちから出た死である虚しさが好きです。路地裏で誰にも知られずに死ぬのではないところが温かみだなぁと思いました。畳む


アナザーストーリーと書いた巻も貸してもらってるので今から読みます。きれいに終わってると思うんだけど、何が書いてあるんだろう。

#追記
アナザーストーリー、過去の話やその後の話でした。私は英二と伊部さんの出会いを描いた「Fly boy, in the sky」が一番好きです。旅と出会い、鬱屈と解放のストーリーで読後感が爽やか。本編を知った上で読むから切なさもある。カメラマンと棒高跳びの選手ということは覚えてた上で血縁だと思ってたんですよね。全く赤の他人の男の子を預かった上で本編のことになったならそら焦るわな。
#ただの日記 #その他感想 職場の人が『バナナフィッシュ』を貸してくれたので読み始めました。ページ開いて一番最初に「思ってた絵と違う」と思いました。繊細な絵柄で湾岸沿いをバイクで二ケツする青春群像劇だとばかり…これはもしやハードボイルドでは…?

文庫版で借りて今4巻なんですけど、現実離れして良い子の英二がアッシュから「妹がいるのか?きっとかわいい子なんだろうな」と言われて「ブスだよ」と一言で返すのが突然の現実味ある兄の姿で笑った。
#ジャンプ感想 #呪術廻戦感想 真希めっちゃ丈夫やな!!?
来栖も髙場も無事で良かった!三輪は何しに来たんだろう。黄櫨は不参加かー。狗巻を見るのかなり久しぶりじゃないですか。こんなにさらっと来るものなのか。
高専の内装覚えてないんですけど、高専にいるってことでいいのかな。それともどこか別の学校なのかな。甘井がいるシーン学校ぽさを感じる。

#あかね噺感想 あかね噺の展開というかまいけるの属性解説、まじでバトル漫画のそれなんよ。飄々としてる兄さんがちゃんと見てくれてるのいいよなぁ。

じゅじゅフェスの真希の絵かわいい。純粋にかわいい頃の真希だ…
#ジャンプ感想 宇宙おじさん…!

#呪術廻戦感想 新嘗祭で宿儺に五穀豊穣を祈るの!?
宿儺の初登場時の鏖殺だっていうテンション見てると平安宿儺大人しく感じる。むしろ初登場のあれは何だったんだ。愛って何だったんだ。
万が殺されるために出てきたキャラなのは分かってたけど、当人の過去が深掘りされるでもなく本当にただ殺されてしまった。平安時代の会津人と都人が会話できることに違和感があるし、そんなに祭祀の場までほいほい行けちゃうんだって思ったけど、本会場とは別なのかもしれない。
平安時代の都人まで標準語(とはいえありおりはべりで来られると困る)な中、まじでなんで直哉だけあんなに関西弁なの?

#追記 もしかして万は平安時代の初対面時には重症ながら死なずにで済んで、ここから猛アタックが始まるのか。羂索が認識するほどの。風物詩とか時計代わりとかになりそう。宿儺を都から遠ざける一助になってしまう。さすが万。
宿儺の件が「忘れたのか」って言い方なことからすると万も上京してからしばらく経ってて、それまでに標準語をマスターしたのかもしれない。
津美紀って一体何だったんだ…
魔虚羅の適応を本戦までに使い切っちゃうっていうまぬけ展開は流石にないか…
#再投稿 #映画感想 『ただ悪より救いたまえ』

とても良い作品だったのでエンドロール中にパンフレットの購入を誓ったのですが、大して興味の持てない内容だったので損した気分になりました。何を期待していたかと聞かれると分からないのですけど。映画のパンフレットって値段に大差ない割に当たり外れが大きいと思います。

予告映像を見て鑑賞を決めたので、あらすじも何も読まずに行って、観終えてからStoryを読み、私が一体どうなるのかとはらはらしていた部分は全部事前にお出しされていたと知りました。私は主人公が愛した女性が死ぬことも知らずに見ていましたからね、衝撃を受けられてよかったです。

主人公インナムは殺し屋をやめてカタギに戻るところだったのに、もう殺しはやめたとか、後戻りできなくなるとか、そういう躊躇いが一切ない。切るぞと脅すシーンもなくとりあえず切ってから二本目を切ると脅す。ひとまず殴って話はそれから。覚悟が決まっていていい。アクションの緩急もかっこいいです。淡々とした、けれども派手な暴力がある。人情と無情のバランスもいい。

タイトルもしっかり回収されています。確かに「悪から救われて」いる。死が救いとなる世界観なのかが分からないので、インナムが救われたのかは分かりませんが、救われるべき善人(娘とユイ)は悪の手を離れました。悪であるかどうかの判定がすごく厳しいというか、主人公補正のような情状酌量的要素がない、公正な作品だと思いました。人を殺してはいけないし、児童誘拐も臓器売買もしちゃいけないんですよ。派手なドンパチがありながら、警察官に死人が出なかったように見えるのもそういうことなのかな。

インナムが心を残したまま別れた恋人のことをまだ愛していて、彼女を殺されたことに憤るなら分かるのですが、会ったこともない、今日まで存在すら知らなかった娘にそこまで必死になれるものだろうか、ということが鑑賞中引っかかっていました。娘なんかほっぽってカタギに戻ることもできたのに。恋人を殺した相手への復讐というのは全くなさそうだったから余計に思います。ユイがインナムの娘に情を移しているのはまだ分かるんですけど。人身売買のシーンを見ても、ユイは情に厚い人っぽいので。
でもたぶん、インナムにとって娘は「得られるかもしれなかった平穏の象徴」「良心」みたいなもので、手放したが最後本当の意味でカタギに戻ることはできず、だからああして傷を負っても守ろうとしたんでしょう。レイと殺し合っている理由を忘れた(私はこれは謳い文句かつ作中では答えるのが面倒で放った言葉であって、本当に忘れたとは思っていなかったのですが、本当に忘れているという意味で使われているのでしょうか)ように、実の娘、恋人の忘れ形見だからではなく、ただ守ることが目的になっている。私はそう解釈しました。

悪が一掃されて治安が良くなった気がします。いい結末でした。

映画『ホステル』の舞台となったスロヴァキアの方が、自国の評判を貶めると懸念していたことがあるので、本作の明確にタイだと描写した上での誘拐と臓器売買は大丈夫なのだろうかと心配になりました。畳む
#再投稿 #映画感想 『アナザーラウンド』

上映前の予告で気になったので観てきました。仕事中に飲酒することはポジティブな効果を得られるのかという心理学の一説を、中年の教師たちが自分の体で検証する映画です。100%コメディだと思って行ったらそんなことはなかった。いい作品でした。
結末までのネタバレを多分に含みます。

象徴的に美しい景色も汚い景色もなく、登場人物の日常を追っているような映画でした。作中で音楽がかかるシーンくらいしかBGMが流れないところが好きです。スウェーデン映画の『ギルティ』(どうやら感想を書いていないらしい。こちらもいい作品でしたが、自宅で観ると雑音が気になるかも)を観たときにも思いましたが、北欧の人の家の照明は私には暗い。なのでラストの登場人物の受け持ち生徒が卒業パレードをするシーンでの、日差しの下にある町や生徒たちの笑顔がとても明るく見え、希望に満ちた未来を感じるなーと思いました。

中盤(終盤かも)の強いお酒でカクテルのようなものを作って飲んでいくハチャメチャなシーンが好きです。楽しい。おつかいを頼まれた新鮮なタラを捕るべく、ベロベロになった状態で港で釣りをするシーンも好き。あとマーティンと家族の普段はそこまで会話がないけれど、行事(非日常)のときは団らんできているところや、飲酒によって打ち解けたようでいて一時的なものにすぎなかったところもいいなと思いました。マーティンの酔った勢いの言いがかりが言いがかりじゃなかったのは驚いた。
映画で見られた範囲では、生徒たちがみんな上手く行ったらしいところがとてもよかったです。飲酒によってマーティンが自信ありげにする授業も冒頭の棒読み授業よりずっと楽しかった。範囲を終えられてよかった。飲酒=悪の構図にならなくてよかった。子どもたちには明るい未来があってほしい。生徒が教室に揃っているシーンは人種の多様性がありました。あれがデンマークの今の教室なのかな。

トミーは校内での飲酒がバレたことで職を解かれたのでしょうか。実験に参加した誰もが一時深酒をするようになって、それでも飲まないようにするようにできたのに、彼だけお酒を辞められなかったのは、人との繋がりを求めながらも得られなかった孤独によるものが大きい、という描かれ方のように感じました。コーチをしていたサッカークラブの少年たちが葬儀に現れ、気にかけていたメガネ坊の成長も見られたことで報いはあったと思いますが、マーティンは家族との再構築、ニコライも家庭は継続、ピーターも彼女ができそうな中、トミーだけ老犬(近いうちに来る別れ)の世話をしている。船を漕ぎ出すという一見前向きに見える描写のあとでの自殺。寂しいなぁ。

ラストが明るいからスッキリ終わった印象が強いけれど、終わってみるとトミーのことを考えてしまう。畳む

#再投稿 #映画感想 『ブラック・ウィドウ』

昨年GW公開予定だった『ブラック・ウィドウ』が本日ついに公開されました!
いつから楽しみにしてたっけーと日記を読み返したら、2019年8月でした。ブラック・ウィドウ(というかタスクマスター)をスクリーンで見るのを二年近く楽しみにしていたわけですね。絶対にネタバレを見たくない一心で、昨晩のうちにTwitterアプリを消し、仕事中はずっとそわそわしていました。

私の中でタスクマスターは「傭兵で、訓練教官をやってて、相手の動きを模倣して使いこなせる、実力に裏打ちされた軽妙なしゃべりをするおじさん」というのが大づかみのイメージです。
太もものベルトの部分が特に好きなので男性のタスクマスターが好きですが、MCUで来るタスクマスターが女性だったとしてもいいと思っていました。ナターシャにボコられるのは確定なので、価値観の古い男として出されるくらいなら性別が変わっている方がマシだなという消極的な理由です。

2019/10/27のツイートで以下のように書いていたようですが、凍結のため引用できず。

タスクマスターの能力が見たものをそっくり再現できるっていうものなことを考えると、ブラックウィドウのスタントダブルの人がタスクマスターの中の人を同時に務める可能性もあるのか?つまり女のタスクマスター…デッドプールMAXのタスクマスターが来る可能性が?
https://twitter.com/unym2/status/1188470...

いやー、見事に外してきましたね!
予告編で流れた「レッドルームの支配者」とは何だったのか。後頭部に起動キーみたいなのを刺された時点で「これ違うタスキーや」と思っていましたが、まさかここまでとは。事前映像で体格が小さいことから女性説は流れていましたが、まさか敵が我が娘を改造して兵器に仕立て上げた結果がタスクマスター。相手の動きをコピーするというところしかタスクマスターぽさがない。ガワが欲しいだけならタスクマスターっていう名前じゃなくてよくないかな。こんなもったいない使い方をしてほしくなかった。素顔を見せてのご挨拶をいただいた辺りからストーリーが頭に入ってこなくなってしまった。この映画がなければタスクマスターに出会えなかったのですが、もし、もし事前にアメコミを読んでいなければ、この映画は楽しかったんでしょうか。どうしても女にしたかったならタスキーの娘のフィネスでもよかったのでは。よくはないが。

デッドプールがスーパーヒーロー着地をからかうシーンはありだったのですが、エレーナがナターシャの着地のことを言うのは、身内に友達の前でのテンションの違いを指摘されたみたいな恥ずかしさがあり、居たたまれなくなりました。
元々先の展開(ナターシャはこの話では死なない/未来で死ぬ)ことが分かっている分、先読みが出来ないワクワク感というものが少ないので、家族とも和解できたし、家族だったって分かったし、娘を殺してないってこともわかって、ナターシャは思い残すところがなくなってよかったね……という、きれいにまとめようという予定調和を感じました。対タスクマスターということで、超常的・超科学的要素なしに人間が頑張ってるところを見られると思っていたとこともあり、都合がいいことが多い気がしました。

あんまりよくなかったです。明日思い出して考え直したり、人様の感想を読んだりすると変わるかもしれませんが、現時点ではあんまりよくなかったです!

(7/9追記)アクションはすごくかっこよくて、私がナターシャを好きになった理由でもある強くてかっこいいってとこが十分に堪能できました。身体能力メインのアクションばかりですからね!昨晩寝る前にちらっとTwitterで感想を検索して、よかったところをきちんと拾っていらっしゃるのを読んで、いいなーってなりました。たぶんいい物語が成立してたんだと思う。でもその物語の犠牲になったのが一番期待してたキャラのキャラたる部分だってのが引っかかって楽しめないんだよなあ。畳む
#再投稿 #映画感想 『兄に愛されすぎて困ってます』

実に二年ぶりの映画感想です。どう考えてもバジュランギおじさんを書くとこだろうと思いますが、私は兄こまの感想を書きたい。

ハイローのドラマを見終わり映画再鑑賞を始めようとしたところ『DTC湯けむり純情篇』の配信がなく、あとハイロー系列は配信価格が微妙に高いのでTSUTAYAで借りたんですね。そのときにディスク冒頭にあるレンタル開始映画の宣伝コーナーでこの作品を知りました。映画館で女子高生あたりをターゲットにしているだろう恋愛モノの予告を見るたび「こういうのも結構楽しそうだな、一回見てみたいな」と思いつつも劇場に足を運ぶほどの興味も勇気もなかったのですが、まさかこんなに楽しめるとは!

映画のあとドラマも見たのでドラマの感想も混じっています。

兄こま安心ポイント

★兄エンド確約
これは絶対にそうであってほしいので事前に調べました。だってこのタイトルで兄が身を引くの嫌じゃないですか。ちなみに私は顔は高嶺が好きです。

★主人公の家屋が立派
道明寺邸とかウェイン邸みたいな引くほどの豪邸じゃなくて、別荘地にあるデザイナーズなんとかみたいな外観。いやー立派なお宅ですな!って感じです。生活の困窮を理由に相手を選ばずに住む安心感と、恋愛に打ち込めそうな安心感があります。

★主人公が恋愛体質という自覚あり彼氏をほしがっている
その気がないのにモテすぎて困っちゃうとかモテてることに無自覚だと困るんですよ。そういうもどかしさを感じたくない。せとかの告白12連敗記録が好きです。人に好意を伝えることに臆病でない、友達もちゃんといる。人との関係性が健全であるところがいい。多忙ながら両親揃ってて大事にされてるところもGoodです。

映画序盤から走行中のバスに自転車で並走し、バスを足蹴にして主人公・せとかに対する剣道男の告白を妨害する兄・はるか。揺れるバス。当然中断される告白。お兄ちゃん激しいな!?と驚きました。走行中の、しかも他の生徒も乗っているバスを足蹴にするなんてなかなかない。ハイローやないんやぞ。バスの中なんて見えないはずのにやってくるとは、はるかのせとかの感情が揺れ動いたのを察知する能力が高すぎる。ドラマで高嶺が医者にキスしてるところを見てしまったシーンでも、兄貴よく辿り着けたなって感じがしますし。
せとかに近づく男を引き下がらせるためにサッカー対決で勝つところとか、二階の渡り廊下から飛び降り何事もなく歩いてくるところとか、はるかは身体能力が無駄に高い。

15分ごとに相手を変えてのお祭りデートっていうのを全員が承諾するのがおもしろい。お祭りいいですよね。夏は暑いので好きじゃないんですが、夏のイベントはだいたい好きです。出目金に執着する千秋がおもしろい。千秋の連れてる犬が千秋と歩いているとき嬉しそうに見えなくて、配役上の飼い犬であって実際に飼ってる犬じゃない感じがすごいする。通勤時に見る散歩中の犬がめちゃくちゃ嬉しそうなだけかもしれませんが。

年若い女性がメインターゲットだからか、お風呂のシーンやドラマで風呂上がりにタオル巻いていたシーンでのせとかの胸元のガードが堅いです。せとかがはるかへの恋心を自覚するシーンで、はるかもせとかも兄妹だから相手に恋愛感情を持たないっていう後付の常識を恋心の歯止めに使ってて、似たもの同士だなと思います。早くくっついてくれ。

はるかの回想シーン、幼少期の二人がめちゃくちゃかわいい。映画見てからドラマを見たので、ドラマでせとかが「初恋は特別なの!」と言ったときのはるかの表情の理由がよくわかってニヤニヤしました。はるかはせとかの初恋が自分だって覚えてるけど、せとかは覚えてないもんなー。というかはるかの初恋もせとかなんだろうな。すごくかわいい。

高嶺はせとかの気持ちを試したのであってせとかの初めてを車でしようという気はなかったと思うのですが、オープンカーでセックスしようとしてくる高嶺がすごい。あとダイレクトにセックスを思わせる展開が入ってくると思わなかったので(あってもはるかが風呂でせとかの首筋に唇を寄せてくるのが限度だと思ってた)高嶺がせとかの服の肩紐に手をかけた時うろたえました。

養子だと言われたせとかがまず家族の中で自分だけ他人ということかと、今まで夢中になっていた恋愛のことをすっかり忘れてショックを受けるとこが真っ当でよかったです。演技に詳しくないので真相は不明ですが、この映画ではせとかが一番演技が上手いというか細かいなと思います。ただ目を開けるだけのシーンでもしっかり表現を入れてくる。お兄は対人のときはまだしも独白の時が棒だ。調べたら本業じゃないから仕方ないのかもしれない。幼少期のピアノ演奏と長じてからのピアノ演奏を重ねてくる演出がいいなーと思います。

やたか先生への反応が女子と男子で全く違って副音声みたいになってるとこ好きです。リッスンケアフリーされたとき気合い入れて聞いたんですが、私の英語力がへちょくて今日から付き合い始めようってことしか聞き取れませんでした。意味を聞いてくれてありがとうせとか。

せとかが国光に借りたロードバイクにさらっと乗れるところに、演じている女優さんの身体能力の高さを感じました。普通の女子高校生という設定でロードバイクにためらいなく乗れることに制作陣は誰も違和感を覚えなかったのか。
そして千雪と国光おめでとうだよ!

お母さんがYOUさんでヤマトと母親がかぶってしまった。YOUが母親役に当てられる家庭、自由度高そう。グリーンのトップスにオレンジのネイルってかわいい。
両親に交際宣言したときのはるかとお父さんとの「お前に親父と呼ばれる筋合いはない」「いや親父だろ」というやりとりが好きです。お父さん一回言ってみたかったんだろうな。この家の家族は家でも服がちゃんとしててすごい。

この先そりゃ上手くいかないこともあるだろうけど、周りの人たちが応援してくれるだろうし、二人で頑張っていけばいいじゃない。エンディング曲と相まって、よかったなーという気持ちで終えられる、いい映画でした。畳む
#再投稿 #映画感想 『ジュマンジ2』

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』を観ました。前作を子供の頃にテレビで見て、続編が上映されると知ってからとても楽しみにしていました。20年も前の作品で、ラストも続きを作れそうではあるけど余韻とも言える感じだったので、蛇足だったらどうしようという不安はありましたが、他国での評判を信じてよかった!
RPGをやったことがある人なら心当たりがあるだろう「同じ台詞しかしゃべらない村人」や「ボスが倒せないせいで手慣れてしまうステージ攻略」などの思わず笑ってしまう小ネタが散りばめられたアクション・アドベンチャー映画で、軽快なアクションとストーリーが好きなら楽しめると思います。

前作は「見ていたなら今作中のサービスに気づいてニヤっとできる」という程度だからいきなり今作で大丈夫です。絶対に劇場で見なきゃ!っていう作品ではありませんが、私はおすすめです。

公式サイト→http://www.jumanji.jp/

続きでネタバレ感想です。

冒頭が砂浜から始まったのがまさに続編!正統な続編!

ゲームに振り回されていた主人公たちが、最後は「ライフ喪失後の復活は空から落ちてくる」というシステムを逆手取っての勝利、とてもよかったです!
キメ顔したときに効果音が鳴るところとか、説明シーンが全員の脳内(?)に流れた時にスペンサーが「説明シーンだ」と言うところとか好きです。シープレーンが主人公たちを案内する時に罠を的確に避けさせてくれるのにRPGのダンジョンがクリアできないせいで道中のギミックに慣れてしまうのを思い出しました。ちょっと当たって体力ゲージが削られるくらいなら無視するけど、床が崩れて入り口からやり直すとかロックマンみたく即死な時とかは流石に覚えます。

前作では正体が最後まで分からず今も謎のままなヴァン・ペルトは今作ではちゃんと役割がはっきりしていました。遊ぶ人の想像の余地があって自由度の高いボードゲームよりもシナリオがあるテレビゲームだからかな。魅入られた結果が虫の集合体になるのはどういう仕組みなのか分かりませんが、古いゲーム上の悪役だから唐突なのは大アリです。役割上の悪役と割り切っていこう。
全然関係ないですがハゲワシを見るとプロメテウスを感じてしまいます。懐いてるコンドルの動画(カラパイア紹介記事 )かわいくて好きです。

今作を見る前に改めて前作のDVDを借りていたのですが、1995年の作品だというのにCGに「浮いた感じ」が全くありませんでした。娯楽作品としてのテンポは今作、人間の物語としては前作のがいいかな。今作は主人公たちが現実に戻ってからの変化を感じさせるアフターストーリーがベサニー以外弱かったように思います。すべてを作中で描き切る必要はないし、マーサが体育の授業に精を出し始めても安直過ぎるかもしれないんですけど、スペンサーとフリッジの「今」がほしかったような気がします。
でも前作で思った「人生をやり直せるにしても全部はちょっとしんどいのでは」というのが今回なくて、化物屋敷に残っていた父親のヴリーク氏の記憶はないですし、最長のアレックス(シープレーン)も三ヶ月がダブってるだけなので、安心感がありました!失恋したことになるだろうベサニーには悪いけれど、彼の人生がゲームに影響されすぎなくてよかった!

「ボードゲームなんて今どきしない」と言われたジュマンジが謎のパワーでゲームソフトになるところはジュマンジの執念を感じました。ジュマンジとは一体……。Wikipediaにジュマンジ(作中のボードゲーム)が作られたときの話を作る構想があるということが書いてありましたが、不安と期待半々です。

エンディングの「Welcome to the Jungle 」好きです。畳む
#再投稿 #映画感想 『ドライビング Miss デイジー』

好きな漫画家が「余韻が好きな映画」として挙げていたので観ました。
何も調べずにTSUTAYAに行ったのでパッケージを見たとき「つまらないかもしれないなー」と思ったのですが、全くそんなことはありませんでした。

軽妙なトークを交わしながら深まっていく親交と、さらりと織り込まれる舞台となった時代に横たわる影。何となく感じていたものの、ホークが「黒人はトイレを使えない」と言った時にようやく時代が分かりました。
直接的な暴力の描写や怒鳴ったりするシーンはなかったからこそ、作中で使われたキング牧師の演説にある『悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心』がどういったものなのかが分かります。教会が爆破されたときは渋滞とホークの言葉の上でから知るだけで、現場は映像としては目にしない。車検証を求めてきた警官も直接的な言葉を投げては来ず、見ている側が「そういうこと」を感じて、ホークとデイジーを見送った警官の発言にダメ押しの認識をする。描写される人々も光景も本当に「どこにでもいる普通の人、日常の一部分」なんですよね。物語を進めるための嫌な人っていうのが出てこなかったように思います。

穏やかではあるけれどゆっくりすぎない、登場人物の心情にうかがうことができる適切な時間が与えられていて、特にお墓のシーンがすごく好きです。文字を読めないことを告白したホークにデイジーが文字の読み方を教え、後日プレゼント(※クリスマスプレゼントではない)としてテキストを贈ったとき、私はホークからデイジーに手紙を書くシーンがあるのかなと思ったけどそんな事はありませんでした。安易な感動物語にならないところも素敵でした。
過去(悲しい過去とか栄光の過去とかではなくて、今までに生きてきた人生という「過去」)がある老齢の主人公たちだからこそ出来上がったストーリーが、観ていてとても心地よかったです。畳む
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