雑記帳

日記とか備忘録とかそういうの

#ただの日記 #思い出話 家のお風呂の改装中にタイル壁の向こうから木戸を埋めた跡が発見され、我が家を建てた当時はお風呂がなかったことが判明しました。私が使っている2階の部屋が増築であることは聞いていましたし、他界した祖母が内風呂を使わずお風呂屋さんに行っていたことは知っていたのですが、そもそもお風呂自体がなかった時期があったとは。
ちなみに完成したお風呂はとても温かいです。ビバ最新の断熱。さよなら石綿。さよならヒートショック。さよなら三角座りじゃないと入れない湯船。お風呂屋さんの乳首がもげそうなくらい強いシャワーの水圧に慣れたから節水シャワーはちょっと物足りないけど。

木戸の話を伯母にしたことにより追憶イベント「庭の鯉」が開放されました。鯉が死にます。

我が家の坪庭には池を埋めた跡があります。
私が生まれるもっと前に鯉を飼っていて、水が漏れたか、誰かが死んだか、とにかく何かの機会に埋めたと聞いています。
鯉を飼っていたのは私の曾祖母。会ったことはありません。話に聞く限り付き合いやすい人ではないように思いますが、今ほど故郷を出ることが盛んでない戦前に曽祖父と一緒に香川から大阪に出てくるくらいですから、気が強い人なのは当然なのかもしれません。
その彼女が出かけている時に、裏手にあるお宅が火事になったそうです。
当時の我が家は製麺業を営んでおり、職人さんが出入りすることもあったらしいのですが、登場人物の内訳は分かりません。とにかく延焼しては堪らないと我が家の者も消火を手伝うことにして、目に付いたのが庭の池。火元に一番近い木戸を開けて熱気が入っては困りますから、別の出入り口を使うのですが、それでも池が最寄りの水場であることは変わりません。池の水を汲み上げては掛け、汲み上げては掛け、と消火に勤しみます。
驚いたのは池の鯉です。小さいものは岩陰へ、すばしこいものは池の逆端へと逃げていきますが、中には水と一緒に汲み上げられ、火元に向かって放たれてしまうものもいます。
家が焼けては元も子もありません。とっさのことで仕方のないことではあったのですが、鯉を可愛がっていた曾祖母は大層怒ったとのことです。畳む
#BLEACH 前に書いた一斬よしよし筆おろしセックスの導入(これ )の続き。導入部分の尻尾を少し変えて常識人&ストッパー役として白一護を投入たので導入部から再投稿です。

「経験がないことは恥ではない」
「何も言ってねえだろ!」
 いつも通りの断定系で言った斬月を一護は睨んだ。
 精神世界の中。斬月はビルの最上階に近い位置で、まるで生き物のようになびく裳裾の中心に立っている。
 信頼関係と呼べるものを築けた今でも、斬月が最初に現れる場所までの距離は、出会った当初と変わっていない。
 余人のいない空間といえども声を張って話したい内容ではなく、一護は斬月にもう少し近くに来てほしいと思った。しかし一護のことを文字通り生まれてからずっと見守り続けていた斬月を相手に、女性経験がないことを取り繕う意味はない。一護はそれ以上言うことを諦めて、苛立ち紛れに大きく息を吐いた。
 久しぶりの学び舎、久しぶりの馬鹿騒ぎ。
 尸魂界の面々とも馬鹿げた掛け合いはやっていたが、日常そのものである友人らと話すのは格別の楽しさだ。数々の特異な事象を経てもなお変わらず接してくる面々にもみくちゃにされ、一護の抱えていたわだかまりは一瞬で彼方へと押し流された。
 ――が、日常に身を置く仲だからこそ、重大事も変わってくる。
 現世や尸魂界、果てはこの世界そのものまで担ったことのある一護の両肩には、今は「童貞」の二文字が重く伸し掛かっていた。
「ならば私とするか」
「は?」
「経験がないことが不安なのだろう。一護、お前が曇ることを私は望まぬ」
 斬月の言葉を正しく聞き取った一護は、現実逃避から無意識に空を見上げた。
 心情はさておき曇る気配はなく、ところどころに白い綿雲が浮かんだ穏やかな青空が広がっている。
 いや、違う。
「そういうことじゃねえだろ! そうやってするもんじゃねえし!」
「果たすあてがあるのか?」
「ねえけど、でもそれは、ほら」
 好きなやつとするもんだろ、とごにょごにょと言った声は、臨戦時の一護しか知らない者ならば驚くような歯切れの悪さだ。
 言ったものの具体的に思い浮かぶ「好きなやつ」のない一護は、学校で言われたからかいを頭の中で反復し、うるせえという文句を声に出さないまま眉間に皺を刻んだ。
「それならば私の方は問題ない」
「なん……でだよ」
 一護の眉間に刻まれた皺に困惑が加わる。
「私はお前のことを好いている。ずっとだ。問題があるとすれば一護、お前の方にある。私が相手に適さぬと言うのならば身を引こう」
「適すも適さないも、斬月のおっさんはおっさんだろうが」
「若い方がいいか」
 瞬間、二人の脳裏をよぎったのは天鎖斬月の姿だ。
 一護は刃を交えていない時にまで相手の思考が読めるわけではなかったが、サングラス越しに合わせた目から斬月が同じことを考えていると察する。
「違う!」
 そして、思わず吠えた。姿が若ければいいというわけではないし、ついでに言うなら自分によく似た容姿をした斬月もごめんだった。体を乗っ取ろうとしているという認識こそ改まっているが、今までの経験を踏まえると、白い死覇装を纏う斬月がどんな教え方をするか想像は容易い。容易すぎるあまり脳裏に浮かんできた映像を一護は手を振って打ち払う。
「そりゃあ、俺だっておっさんのことは嫌いじゃねえよ」
 考えていることは元から筒抜けだ。一護はぐちゃぐちゃと言い訳するのが馬鹿らしくなり、眉間に深々と皺を寄せたまま、ひとまず斬月からの好意に好意を返した。何年も共に歩み、導いてくれた相手を嫌うわけがなかった。
「ならば決まりだ」
 そう言った斬月の声からは、滲み出すような安堵が感じられた。合わせられた瞳の穏やかさ。まるで与えられた役目をようやっと果たせるとでも言うような様子に、一護は喉まで出掛かっていた抗弁を飲み込む。
「――待てよ、斬月さん」
「ッ!」
 背後で膨れ上がる気配。振り返った先に抜き身の刀を引っ提げたもう一人の斬月を見た一護は目を見張った。一体いつからいたのか。目の前の斬月に意識を注いでいたばかりにまるで気が付かなかった。
「お前……っ! いるなら最初からいろよ!」
「うるせえ。俺も出る気はなかった」
 決まりの悪さからつい大声になった一護の抗議を、白い斬月はしかめ面で受け流す。見据えているのは一護を挟んだ向こう側、黒い斬月だ。
「言ってたことと違うじゃねえか。元はこいつが流されて変なことにならないよう釘を刺すって話だったろ。あんたが流してどうすんだ」
「…………」
「だんまりか?」
「……欲は初めから備わっているが、交わり方は学ばなければ身に付かない」
「いきなり過ぎんだよ。そもそもやる前提で進めんな」
「……一護」
 しばらくの沈黙の後、一護の肩越しに斬月と見合っていた斬月が、再び一護の方を向く。身構えた一護が後退しなかったのは二人の教育の賜物だ。
「いついかなる時でも中断できる。一度受けたからといって気負う必要はない。私からお前への信頼は、そんなことで損なわれるものではないのだから」
 微動だにしない斬月とは反対に、すたすたと軽い足取りで一護の斜め前まで歩み出た斬月は、そうじゃねえんだよ、とばかりに溜め息を吐いた。
「好きだからってやらなきゃなんねえ道理はねえ」
「それが本能でもか?」
「俺たちの王はひとりだけだ。当代限りで何の不足がある」
 かつて自分が一護に向けた単語を向けられた斬月は、当て擦りとも取れそうなそれを気にした風もなく即答する。
「おい」
「てめえは黙ってろ」
 一護の不服の声を聞いた斬月が、声と背中に不機嫌を纏わせる。
 しかしそれに怯む一護ではない。
 斬月の声の調子から真面目な回答であることは察せられたが、一生童貞で構わないと言われるのは違う。一護は死覇装の背中に文句を投げつける。
「つったって俺の話だろうが」
「今ここで答えを出すことじゃねえって言ってんだ。てめえがやりてえのは分かった。だが今すぐにする必要はどこにある?」
「いや……それは、そう……だけどよ……」
「分かったなら帰れ」
 振り返らないまま追い払おうとしてくる斬月をとりあえずそのままに、一護は先にいた方の斬月を見た。
 助けを求めたわけではない。兄としての習い性だ。妹二人を持つ身としては、いくら納得がいったからといって、片方だけの言い分を聞くわけにはいかない。
「私は結論を急ぎすぎた。ここは一度引いてくれ。お前の望むようにすることが私の望みだ」
 おっさんそれはずりぃだろ、と思いながら一護が瞬くと、目の前の景色は自室の壁に変わっていた。


  ◇


 意を決して入った精神世界の中で、一護は黒い斬月を見据えた。
「おっさん自身はどうなんだよ」
 セックスに興味がある。
 いずれはしたいと思っている。
 するなら相手は女だと思っていたが、斬月を相手にするのが嫌だということはない。
 それが刃禅ではなく、坐禅の真似事をしながら考えた一護が出した答えだった。
 経験の有無などどうでもいいと開き直れない自分と違って、斬月は見てくれ通りに大人なのだから、セックスに対して一護のような考え方をしているわけではないだろう。例えば遊子に求められた一護が買い物に付いていくように、何の気負いもなく日常の一端としてできるものなのかもしれない。
 だが仮にそうだとしても、きちんと意志を確認しておきたかった。
「俺のためとかそういうんじゃなくて、斬月がどうしたいかを聞きたい」
 一護はかつてない緊張感を覚えながら、自分を見ている斬月が静かに瞬くのを見つめる。気を利かせたのか、探ってみてももう一人の斬月の気配は感じられなかった。
「私はお前と交合したい」
 明瞭すぎる答えに一護は呻いた。
 一護はいつも通りの立ち位置から動く様子のない斬月を見ながら、きゅっと嫌な縮み方をした心臓が、年齢に似合わない不整脈のような打ち方をするのをなだめる。
 あまり負荷を掛けすぎると、白い斬月が一護の危機と判断して出てきてしまうかもしれない。前回はさておき今回は完全に自分の責任だ。姿を見せないだけで思考も会話も筒抜けだろうが、今この場で顔を合わせたくなかった。
「一護、お前は思い違いをしている。私は、私が望むことしかしていない。お前の望みを何でも叶えてやりたいというのは、ただの私のわがままだ」
「そうかよ……」
 会話を終えても逸らされることのない斬月の目に、他に聞きたいことがあると見透かされているのを感じて、一護はすいと目を逸らした。
 斬月から提案を受けた日からずっと、男同士でどうやってするのだという疑問、もとい興味が、心の中にドーンと腰を据えている。男女の性交ですら児童向けの絵本でなぞっただけの曖昧な知識なのだ。男同士の方法など、斬月に尋ねる以外に知る術を思いつかなかった。
 一護は気づいていなかったが、今や一護の興味は童貞を捨てることではなく、斬月とセックスすることに主軸を移しつつあった。コウノトリだとかキャベツ畑だとかの子供だましを言うこともないだろう、という信頼もある。
 一護はもう一度斬月を見た。
「……最初に言ったけどよ、俺もおっさんも男だろ。どうやってやるんだ?」
「性交の方法は一つに限らないが、感覚を膣性交に近づけるのならば肛門を使う。膣口に見立てた肛門に、勃起した陰茎を挿入するということだ。この場合は直腸が膣の役割を担う」
 説明を聞いているうちにどんどん顔色を変えていく一護をどう思ったか、斬月は心得ているとばかりに頷いた。
「安心するといい。私は食事を摂らない。排泄もしない。私の肛門は今――お前のためにある器官だ」畳む
#BLEACH 浅野啓吾は一護が説明する斬月を見事に女だと思ってくれそうだと思います。一護が「斬月のおっさん」と言わない奇跡が起きた場合に限るんですけど。

「どんななんだ?!」
「どんなって…でかい」
「でかいの!!? ど、どれくらい!?!」
「俺よりでかい。頭一個分…いやもっとか?」
「身長の話かよ…でもいいよな背が高いのも。美人系だよな?」
「そう…なるのか?」
「なんで疑問形なんだよ。あるだろ、芸能人だと誰に似てるとかさぁ」
「俺あんまり外国の俳優分かんねぇ」
「待って外人なの!?ルキアちゃんも日本人だし斬魄刀って言うからてっきり」

みたいな感じで。
前に書いた斬月のおっさんよしよしセックスの本番を書こうとしてるんですけど、おっさん乗っかると全然動かないんですよ。どうしたものか…

#ただの日記 このたび家のお風呂をやりかえることになりました。さらばタイル張りの床とステンレス浴槽よ。一週間ほどお風呂屋さん生活です。520円するんですよ。高くなったものです。
#ただの日記 ロディのこと乗ってなんぼだと思ってるから九谷焼ロディを見るたび不服に胸を焼かれる。知ったときにはすでに大人だったから一度も乗ったことがない。ロディに乗りたい。一度だけのために買うには高いし、いざ乗って思ったよりよくなかったらショックだし、そもそもサイズ的に腰を言わしそう。

あちこちで書いたけどこの殴って走れるカタツムリ・エゾマイマイの記事すごくいいからサイトでも書いておこう。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-ne...
#その他感想 アニメ版レイアース二部見終わりました!漫画と全然ストーリーが違う…!
光のこと元気っ子だと思っていたので終始つらそうにしているのがつらい。ファーレンのアスカが癒やしでした。実は最初高笑いが耳につくと思っていたのですが、だんだん癖になるし、終盤の風との会話のときのデレっぷりがめちゃくちゃにかわいい。しかも自国のこともちゃんと考えている。えらい。タータの切り替えの早さと脱ぎっぷりにはびびりました。ノヴァの表情の作り方が好きです。
後輩のコメントに引きずられた感想になるのですが、ランティスはイーグルと対話するのに光とは全然対話しないですね。中盤の幻のようなものに惑わされるシーンで、そんなんだから光は海や風を信じられるほどにランティスを信じられへんのやぞと思いました。終盤でもイーグルがフォロー入れてるしよぉ…
アルシオーネとプレセアが双子の妹の話を聞く程度に会話があったという事実がよかったです。セフィーロの女たちは献身が過ぎる。もっと奔放に生きてほしいです。
いい話風に終わったけど結構人が死んだし、侵攻してきた国々の問題自体は片付いてはいない。東京タワーから見るセフィーロは美しかったけど本当に大丈夫なんだろうか。
#ただの日記 #着物 土曜日に中之島美術館に行きがてら、同館のイベントスペースでやっていた「きものやまと」の展示会に行きました。なんせ前回のが楽しかったし、前売り券を買ってる展覧会「女性画家たちの大阪」の後期展示に行くという予定のついでなので。

でもよくなかったんですよ…購入を断るのに苦労しました…。前に楽しかったって書いちゃったので、それ見てどなたか足を運ばれて気の毒なことになったら嫌なので、反省だか愚痴だか分からん日記を折りたたんでおきます。

前回買ったのがまだ仕立て上がっておらず、まずは今手元にある着物を自分のサイズに直していく方向で考えているので、今回は買わないつもりでした。もちろん買わずに帰ってきたんですが、押しがめっちゃ強くて疲れました。買わないとここまでぐいぐい来られるんだ…次誘われてもやめとこかな…と思っている次第です。
分割ならいくらになると電卓叩いて見せてくれるんですけど、ホイホイ買える金額じゃないし、分割できるとかボーナス払いでとか、総額変わらんむしろ手数料で増えるでしょうに、計算ができないと思われてるのか…?と閉口しました。
日頃のお付き合いのある店員さん相手だから変な断り方はしたくなくて、どうにかこうにか諦めてもらったんですが、本当に疲れました。イベント時だけのヘルプの嘱託さんの押し方が強くて、いつもの店員さんはよいしょ係って感じだったんですが、これが役割分担なのかどうか判断つかないところが疲労が増えてる原因な気がする。そりゃあ向こうも仕事だから「気軽に遊びに来てください」は誘い文句だろうけど、露骨に金を引き出そうとされるとびっくりしてしまう。
展示品じゃない普段着としての着物は見たいし、似合う着物を見繕っていただけたり、反物を作るのにどんな技法があると聞くのは楽しいけれど、もう当分行く元気がありません。畳む


着て行ったのは紅型の青地の小紋に赤い青海波の名古屋帯という、文字で見ると赤いのか青いのか分からない着物でした。上に道行を着ていたけど風が吹くと寒かったです。
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「女性画家たちの大阪」展はとてもよかったです。前期展示をTwitterでお世話になっているサトルさんが大阪にいらしたときに一緒に見たので、妖怪の絵巻物が展示されているコーナーで(サトルさんがこれならギリ勝てるって言ってたやつだ…)と思い出して一人で笑っていました。図録も絵のサイズが小さいことが不満ながら、もう出ない絵もあるかもしれないので買いました。アップで見たい島成園「西鶴のおまん」はイラストカードも購入。
1月にやったサトルさんとの初オフ会は、お昼ごはんの時にめっちゃ真剣にお酒を選んでたのが特におもしろかったです。地図完璧に読めるし方向感覚もしっかりしてるのに電車の乗り換えだめなん何なんだろうな。近代文明があかんのかな。でも写真お上手なんだよな。中之島を散策するほか、小学校の課外授業で風邪ひいて行けなかったピースおおさかにも行けて、有意義さもある素敵な時間を過ごせました。
#その他感想 職場の後輩に芦原妃名子『砂時計』を借りて読みました。亡くなる前日に知らない人のツイートで「彼女の作品は『砂時計』が好き」というのを読んで、今度そのうち読んでみようと思ってたらお亡くなりになり、漫画好きの多い職場なので話題に出て「砂時計が一番好きなんです」と二人の子から聞き、え、そんなに!? と驚きました。貸してくれた子はなんと一人暮らしの今も手元に置いているとのことで、今回の件はショックだったろうと思います。私は今回の話題で知ったくらいなので気の毒にと思うくらいだったのですが、日頃話す後輩たちが二人も好きだと言うもんだから寂しくなりました。

全10巻+ファンブック1冊なので一気読みしやすかったです。でも本当は少しずつ読み進めていくのが合ってる本だと思う。色々なキャラクターの人生に寄り添って描かれた素敵な作品でした。前向きな終わり方をするところもいい。
キャラクターが年齢的に成長していくので、自分が歳を重ねてから読むとまた違う読み方ができそうに思いました。後輩が引っ越してもなお手元に置いている気持ちが分かります。
どのキャラクターもちゃんと自分の心を考えているところが好きです。でも、誰も他人の心は分からないんですよ。踏み込んで理解して代弁するようなャラクターはいなくて、当人が言葉にして伝えたことしか伝わらない、それ以外は想像でしかない。そして当人でも理解し切らない自分の心がある。そこがいいなと思いました。

直近で読んだのが『かげきしょうじょ!』で、そのときも思ったのですが、児童向けでない少女漫画というのには人生や心情が詰まっているのだなと。いや…少女漫画じゃない『付き合ってあげてもいいかな』も主人公カップルが別れたとき驚いたな。私は恋愛ものを付き合う=ゴールだと思っている節がある。何にせよ、いい作品でした。島根と鳥取に行きたくなりました。
#小説更新 呪術廻戦の小説「経営企画部長 禪院甚壱」をアップしました。むくむくの犬とむくむくの甚壱さんが書きたくて書きました。なのにあまりむくむくさせられなかったのが心残りです。

昨年11月末に一瞬だけ出して、道交法違反に気付くも交通ルールがまるで分からず、一旦下げて書き直した結果、三次会帰りの蘭太と邂逅する甚壱が徒歩になりました。知り合いが店を出したからお祝いがてら来たという設定です。
車に乗ってる人が歩行者に声掛けるのってどうやったらいいんだろう。そしてもしかしたらよその町の都市公園は徐行でもチャリで走っちゃだめかもしれない。旅行で大阪から出ると交通事情が穏やかで驚きます。

ここから蘭太を転属させたい甚壱を始めるとカップリングになってしまうんだろうか。でも経営陣と従業員の板挟みでしんどい甚壱が、元気で優秀な部下がほしいと考えるのは恋愛や性欲抜きにありえることだと思うんですよね。
#着物 振袖を訪問着に仕立て直したために、振袖用の長襦袢が余ってしまいました。忘れてたんですよ、存在を。絹の長襦袢を洗濯機に入れて縮ませてしまったこともあり、いい機会なので振袖とは別のところに頼んでみることにしました。
頼んだのはやまとに仕立て直しを依頼した後で価格が本当に適正だったのかと調べている際に知った「着物お仕立て&お直し.com」です。価格表があるのがありがたい!本当にありがたい!
やまとは悉皆屋さんが来るキャペーンだったこともあり、発注するかどうかを見積もり聞いたその場で決めないといけなかったんですよね。いつでも好きなときに、考える時間をちゃんと取った上でお願いできるところを作っておきたい。

同じ大阪市内なこともありアポ取りしてお店(作業場)にお邪魔させていただきました。店主の西澤さんは気さくで親切な方でした。仕事をお願いする上で相手を好きになれるというのは大切なことです。よかったです。
しっかりご説明をいただいて、その場で長襦袢をお渡しして、支払いは後日引き取りの際に現金渡しということになりました。実は規定の送料1000円より自分で行く交通費の方が安くですね…再びお邪魔して構わないとのことなので、甘えさせていただきました。やまとに出した振袖も西澤さんのとこならもっと安くできたそうで、後悔しました。まじで高かったからな。
話の中で「(西澤さんのところで)仕立てた着物は胸を潰さなくても着やすいと言っていただけてる」とおっしゃっていて、和装ブラを「Put on キモノブラ」に替えるまで衿元が怪しかった私は、そんなことが可能なのかと仕立て上がりを楽しみにしています。ちなみに前述の和装ブラ、着姿は満点だけど胸下のレースが非常にかゆいです。

…と、ここまでが1月頭の話です。
最近になって「今単衣を出したら5月くらいには仕上がるかも」と思い始めました。次を頼むのは長襦袢の出来上がりを見てからにするつもりだったのですが、西澤さんは一級和裁技能士として長く仕事なさってる(ホームページ記載の経歴参照)から間違いないだろうし、サイズが合った着物を無理なく着たいし、今出しても後で出しても総額変わらないし…と考え出すと止まらない。
結局追加で3枚洗い張りと仕立て直しをお願いしました。めでたいことにお仕事がお忙しいそうで、受注の一旦停止をお考えだったそうなのですが、5月納期なら大丈夫と引き受けてくださいました。来客対応でお時間を取らせるのも心苦しいし、私も今月連休が二回あるために仕事の調整が難しいので、今度は大人しくゆうパックで送りました。
#BLEACH 導入だけ書いた一護×斬月のおっさんの筆おろしよしよしセックス

「経験がないことは恥ではない」
「何も言ってねえだろ!」
 真正面。いつも通りの断定系で言った斬月を一護は睨んだ。
 信頼関係と呼べるものを築けた今でも、現れた斬月が最初に立つ位置は出会った当初から変わっていない。
 余人のいない空間といえども声を張って話したい内容ではなく、もう少し近くに来てほしいと思ったが、一護のことを文字通り生まれてからずっと見守り続けていた斬月に改めて言い訳をする意味はない。一護はそれ以上言うことを諦めて、苛立ち紛れに大きく息を吐いた。
 久しぶりの学校、久しぶりの馬鹿騒ぎ。
 尸魂界の面々とも馬鹿げた掛け合いはいくらでもやっていたが、死線などというものを意識したことがない頃からの相手と話すのはまた別の楽しさがある。変わらず接してくる面々にもみくちゃにされ、一護の抱えていたわだかまりは一瞬で彼方へと押し流された。
 ――が、生死を意識したことがない仲だからこそ、重大事も変わってくる。
 現世や尸魂界、果ては世界そのものまで背負ったことのある一護の両肩には、今は「童貞」の二文字が重く伸し掛かっていた。
「ならば私とするか」
「は?」
「経験がないことが不安なのだろう。一護、お前が曇ることを私は望まぬ」
 一護は現実逃避から無意識に空を見上げた。心情はさておき曇る気配はなく、ところどころに白い綿雲が浮かんだ穏やかな青空が広がっている。
 いや違う。
「そういうことじゃねえだろ! そうやってするもんじゃねえし!」
「では誰とする」
「それは、ほら」
 好きなやつと、とごにょごにょと言った声は、臨戦時の一護しか知らない者ならば驚くような歯切れの悪さだった。
 好きなやつとは言ったものの具体的に思い浮かぶ顔のない一護は、学校で言われた「子供だ」というからかいを頭の中で反復し、うるせえと声に出さないまま眉間に皺を刻んだ。
「ならば私の方は問題ない」
「は?」
「私はお前が好きだ。問題があるとすれば一護、お前の方にある。私が相手に適さぬと言うのならば身を引こう」
「適すも適さないも、斬月のおっさんはおっさんだろうが」
「若い方がいいか」
 瞬間、二人の脳裏をよぎったのは天鎖斬月の姿だ。一護は刃を交えていない時にまで相手の思考が読めるわけではなかったが、サングラス越しに合わせた目からそれを察する。
「違う!」
 一護は思わず吠えた。姿が若ければいいというわけではないし、ついでに言うなら自分によく似た容姿の虚の力を宿した方の斬月もごめんだった。斬魄刀の打ち直しを経て体を乗っ取ろうとしているという認識こそ改まっているが、あちらの斬月がどんな教え方をするか想像したくもない。
「……そりゃあ、俺だっておっさんのことは嫌いじゃねえよ」
 考えていることは元から筒抜けだ。一護はぐちゃぐちゃと言い訳するのが馬鹿らしくなり、眉間に深々と皺を寄せたまま、ひとまず斬月からの好意に好意を返した。何年も共に歩み導いてくれた相手を嫌うわけがなかった。
「ならば決まりだ」
 そう言った斬月の声からは、どことなく安堵が感じられた。表情は相変わらずの無表情。それでも伝わってくるまるで己の役目を果たせるとでもいうような様子に、毒気を抜かれた一護はついに抗弁の機会を逃した。畳む
#ただの日記 駅員さんの着ているボックスコートが好きです。映画版「鉄道員」のコートを思い浮かべていただければ近いでしょうか。普段使うのはJRで、他の私鉄系の駅員さんがどういうものをお召しなのかぱっと思い出せませんが、JR西日本の真冬のコートはこのタイプのコートです。
本日見た駅員さんは、いつも見るウール地のコートではなくナイロン地の同型のコートをお召しになっていました。大寒波だからなのか、JR西として制服の素材を変更したのかは分かりません。風を通さない仕様になっているのならいいなぁと思います。
#ジャンプ感想 #呪術廻戦感想 今週の呪術廻戦はよかったです!どうせだめなんだろうという諦めを乗り越えてきた!日車の剣が不発に終わったのは残念ですが(メタ的に考えてそりゃ不発だろうとは思いますが)なぜあんなにも宿儺は執拗に虎杖をつまらないと断ずるのかが明かされる、謎解き回のスッキリ感でした。虎杖は主人公なんだからもっと強くなってもいいのになーと思っても地力の積み重ね程度にしか強くならない、その意味がここにきて効いてきました。
受け継がれる羂索のオモロは宿儺が継いでくれてよかったです。ここから新キャラとか味方キャラの脳いじくりとかはがっかりですからね。いやーよかった。虎杖が宿儺の敵でよかった。

#あかね噺感想 ちょう朝の「ダチのガキにつまんねぇ思いさせんなら」って言い方めっちゃよくないですか?? つらい思いじゃなくてつまらない思いなんですよ。このあふれる後悔と今度こそという覚悟、すごくいいですよ。ちょう朝は志ん太のこと今もこの熱量でダチだと思ってるのに朱音はちょう朝のこと知らなかったところも子供から見た親って感じでいい。おっ父はおっ父でしかないんですよ。いい。
#その他感想 職場の後輩から借りてる魔法騎士レイアースのアニメDVD第一部を見終わりました。正月休みで見るつもりが風邪で寝込んでたから見られなかったんです。結構長いこと借りてるからはよ返したい。

大人になってから改めて漫画版を読んだんですが、細部を忘れまくってるから新鮮におもしろかったです。やっぱ必殺技は叫んでなんぼですよ!柱制度は何度見てもカス。
プレセア死ぬと思ってなかった(漫画版は死なない)からびっくりした。ねぇクレフ、プレセアが死ぬの知ってた? ねえ、知っててあんな準備したん? 薄衣をまとっての舞と剣の創生、男根のメタファーなんかなって思ってしまってだめだった。汚い大人になってしまった。
アルシオーネの職場恋愛があからさまできついなって思ったけどだんだん健気だな…と思えてきました。後輩曰く二期はさらにいいらしいので楽しみです。ザガートがエメロード姫をエメロード呼びし始めるとこ好きです。慣れると職場恋愛もよしよしってなる。ラファーガがカルディナに振り回されるのが楽しみです。
#お礼 メルフォ返信です。お年始早々感想をいただけるなんてすごい!

> 直毘人夢女の方
ありがとうございます!直毘人ほどの男の伴侶がどんな人なのか想像がおよばず妾になりましたが、その分自由に書いたのでうれしいです!
直毘人いいですよね…禪院家が舞台の恋愛シミュレーションゲームで、直毘人は子持ちだし爺ちゃんだから攻略対象じゃないつもりで話しかけまくっていたら「死別だと誰からも聞かんかったのか?」とルートに入るみたいなことが起きてほしいです。畳む
#ご挨拶 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

風邪をひきました。サイト改装で日記を消してしまったから確認できないのですが、前回の年の変わり目も風邪をひいていた気がします。長期休暇は体調を崩しがちです。

熱が出ていたので寝ていたところ揺れを感じ、熱出てるから避難は無理だと思いながら布団を頭にかぶって寝直しました。大阪はその程度だったのですが、石川県で大きな地震があったのですね。
ヘタリア二次をしていた頃に仲良くしてくださった方の故郷が石川県で、お年始で帰省されているかもしれず心配です。今はお付き合いがないので確かめるすべはないのですが、本人はもちろん、ご家族やご友人や生まれ育った町が無事であることを祈るばかりです。
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