雑記帳

日記とか備忘録とかそういうの

#映画感想 ハボさんと映画「きさらぎ駅」「デッド寿司」を見ました。どちらも面白かったし、特に「デッド寿司」は人と一緒に見て楽しめるツッコミどころ満載の映画でよかったです。

■きさらぎ駅
序盤の「これ面白くなるのかな」「このヤンキーの存在ストレスでかいな」っていうところを乗り越えればスピード感があってよかったです。Twitterで「きさらぎ駅RTA」という単語を見た記憶がある。まさにその通りです。怪異全然関係ない普通のおっさんに一番びっくりしました。びっくり系だめです。でもまさかおっさんを酔わせることで怪異を回避するルートがあるとは。RTA動画を見たことがないんですけど、これが一見無関係な行動をしてゲーム内の何かを調整するやつか。
元ネタをうろ覚えなのですが、「祭囃しのような太鼓の音」が思っていたような音ではありませんでした。ドンドコドコドンでした。もっとピ~~~ヒョロ~~~チキチンシャンポポポンな感じかと。主人公は話を聞いただけで映像の共有はできていないはずなのに、フラッシュバックするように映像が出るところにも引っかかったけど些細なことだよ。田舎の駅感がすごいリアルでした。
ラスト見たとき「え!?」ってなったんですけど、これは主人公が自分を犠牲にして女子高生を助けようとしたなら助かったので、昔話の善人が報われるような話と思えばまぁ……でも大学生の身空でそう年の離れていない、会ったばかりの子のために死ねっていうのは重すぎる。私はジジイとヤンキーをぶつけたみたいに車の運転手を突っ込むと思っていました。ホラーだから仕方ないんだけどもどかしい!
取材を受けた女性の部屋に貼られまくっていた行方不明記事は何なんでしょう。依頼を受けて、誰かを生贄にして取り戻す仕事ということ? 考察サイトを見るか……。
ポストクレジットで姪がきさらぎ駅行きの電車に乗り込むの、姪は主人公が聞いた嘘の話の通りにするはずなので、戻ってこないのかな。因果応報なのかもしれない。畳む


■デッド寿司
一番気になってたポイントの寿司の交尾シーンはちょっとしかありませんでした。寿司の声は「キラーカブトガニ」のカブトガニと似ている。昔の日本の悪しき社員旅行パロディ、不倫パロディって感じでした。主演の武田梨奈さんは空手黒帯の方だそうでアクションのキレがすごい!
スプラッター系の映画で、卵黄の口移しとか(ハボさん曰く伊丹十三の「タンポポ」のパロディだそうです。教養だ)口から無限湧きする酢飯を拭うシーンとかも気持ち悪くてよかったです。とんでも映画はこうでなくちゃってくらいにツッコミどころがある。おかしなことが起きた後に全く別のおかしなことが起きるから、都度都度「そういえば殺人イカがいたな」みたいな思い出しが挟まります。それにしても死人が多い。
昔の会社のホモソーシャル感とBL感が紙一重で、男性同性愛シーンが入るのかと思えばそんなことはありませんでした。わざわざ二人だけで寿司を食べるっていうのはそういうことじゃないのかよ。浴衣諸肌脱ぎの男性がいたので甚壱を思い出しました。浴衣アクション、やっぱ足元めっちゃモロ出しになりますね。
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