#再投稿 #映画感想 『兄に愛されすぎて困ってます』実に二年ぶりの映画感想です。どう考えてもバジュランギおじさんを書くとこだろうと思いますが、私は兄こまの感想を書きたい。ハイローのドラマを見終わり映画再鑑賞を始めようとしたところ『DTC湯けむり純情篇』の配信がなく、あとハイロー系列は配信価格が微妙に高いのでTSUTAYAで借りたんですね。そのときにディスク冒頭にあるレンタル開始映画の宣伝コーナーでこの作品を知りました。映画館で女子高生あたりをターゲットにしているだろう恋愛モノの予告を見るたび「こういうのも結構楽しそうだな、一回見てみたいな」と思いつつも劇場に足を運ぶほどの興味も勇気もなかったのですが、まさかこんなに楽しめるとは!映画のあとドラマも見たのでドラマの感想も混じっています。伏せた部分を読む兄こま安心ポイント★兄エンド確約これは絶対にそうであってほしいので事前に調べました。だってこのタイトルで兄が身を引くの嫌じゃないですか。ちなみに私は顔は高嶺が好きです。★主人公の家屋が立派道明寺邸とかウェイン邸みたいな引くほどの豪邸じゃなくて、別荘地にあるデザイナーズなんとかみたいな外観。いやー立派なお宅ですな!って感じです。生活の困窮を理由に相手を選ばずに住む安心感と、恋愛に打ち込めそうな安心感があります。★主人公が恋愛体質という自覚あり彼氏をほしがっているその気がないのにモテすぎて困っちゃうとかモテてることに無自覚だと困るんですよ。そういうもどかしさを感じたくない。せとかの告白12連敗記録が好きです。人に好意を伝えることに臆病でない、友達もちゃんといる。人との関係性が健全であるところがいい。多忙ながら両親揃ってて大事にされてるところもGoodです。映画序盤から走行中のバスに自転車で並走し、バスを足蹴にして主人公・せとかに対する剣道男の告白を妨害する兄・はるか。揺れるバス。当然中断される告白。お兄ちゃん激しいな!?と驚きました。走行中の、しかも他の生徒も乗っているバスを足蹴にするなんてなかなかない。ハイローやないんやぞ。バスの中なんて見えないはずのにやってくるとは、はるかのせとかの感情が揺れ動いたのを察知する能力が高すぎる。ドラマで高嶺が医者にキスしてるところを見てしまったシーンでも、兄貴よく辿り着けたなって感じがしますし。せとかに近づく男を引き下がらせるためにサッカー対決で勝つところとか、二階の渡り廊下から飛び降り何事もなく歩いてくるところとか、はるかは身体能力が無駄に高い。15分ごとに相手を変えてのお祭りデートっていうのを全員が承諾するのがおもしろい。お祭りいいですよね。夏は暑いので好きじゃないんですが、夏のイベントはだいたい好きです。出目金に執着する千秋がおもしろい。千秋の連れてる犬が千秋と歩いているとき嬉しそうに見えなくて、配役上の飼い犬であって実際に飼ってる犬じゃない感じがすごいする。通勤時に見る散歩中の犬がめちゃくちゃ嬉しそうなだけかもしれませんが。年若い女性がメインターゲットだからか、お風呂のシーンやドラマで風呂上がりにタオル巻いていたシーンでのせとかの胸元のガードが堅いです。せとかがはるかへの恋心を自覚するシーンで、はるかもせとかも兄妹だから相手に恋愛感情を持たないっていう後付の常識を恋心の歯止めに使ってて、似たもの同士だなと思います。早くくっついてくれ。はるかの回想シーン、幼少期の二人がめちゃくちゃかわいい。映画見てからドラマを見たので、ドラマでせとかが「初恋は特別なの!」と言ったときのはるかの表情の理由がよくわかってニヤニヤしました。はるかはせとかの初恋が自分だって覚えてるけど、せとかは覚えてないもんなー。というかはるかの初恋もせとかなんだろうな。すごくかわいい。高嶺はせとかの気持ちを試したのであってせとかの初めてを車でしようという気はなかったと思うのですが、オープンカーでセックスしようとしてくる高嶺がすごい。あとダイレクトにセックスを思わせる展開が入ってくると思わなかったので(あってもはるかが風呂でせとかの首筋に唇を寄せてくるのが限度だと思ってた)高嶺がせとかの服の肩紐に手をかけた時うろたえました。養子だと言われたせとかがまず家族の中で自分だけ他人ということかと、今まで夢中になっていた恋愛のことをすっかり忘れてショックを受けるとこが真っ当でよかったです。演技に詳しくないので真相は不明ですが、この映画ではせとかが一番演技が上手いというか細かいなと思います。ただ目を開けるだけのシーンでもしっかり表現を入れてくる。お兄は対人のときはまだしも独白の時が棒だ。調べたら本業じゃないから仕方ないのかもしれない。幼少期のピアノ演奏と長じてからのピアノ演奏を重ねてくる演出がいいなーと思います。やたか先生への反応が女子と男子で全く違って副音声みたいになってるとこ好きです。リッスンケアフリーされたとき気合い入れて聞いたんですが、私の英語力がへちょくて今日から付き合い始めようってことしか聞き取れませんでした。意味を聞いてくれてありがとうせとか。せとかが国光に借りたロードバイクにさらっと乗れるところに、演じている女優さんの身体能力の高さを感じました。普通の女子高校生という設定でロードバイクにためらいなく乗れることに制作陣は誰も違和感を覚えなかったのか。そして千雪と国光おめでとうだよ!お母さんがYOUさんでヤマトと母親がかぶってしまった。YOUが母親役に当てられる家庭、自由度高そう。グリーンのトップスにオレンジのネイルってかわいい。両親に交際宣言したときのはるかとお父さんとの「お前に親父と呼ばれる筋合いはない」「いや親父だろ」というやりとりが好きです。お父さん一回言ってみたかったんだろうな。この家の家族は家でも服がちゃんとしててすごい。この先そりゃ上手くいかないこともあるだろうけど、周りの人たちが応援してくれるだろうし、二人で頑張っていけばいいじゃない。エンディング曲と相まって、よかったなーという気持ちで終えられる、いい映画でした。畳む 感想 2020/06/14(Sun) 21:00:26
実に二年ぶりの映画感想です。どう考えてもバジュランギおじさんを書くとこだろうと思いますが、私は兄こまの感想を書きたい。
ハイローのドラマを見終わり映画再鑑賞を始めようとしたところ『DTC湯けむり純情篇』の配信がなく、あとハイロー系列は配信価格が微妙に高いのでTSUTAYAで借りたんですね。そのときにディスク冒頭にあるレンタル開始映画の宣伝コーナーでこの作品を知りました。映画館で女子高生あたりをターゲットにしているだろう恋愛モノの予告を見るたび「こういうのも結構楽しそうだな、一回見てみたいな」と思いつつも劇場に足を運ぶほどの興味も勇気もなかったのですが、まさかこんなに楽しめるとは!
映画のあとドラマも見たのでドラマの感想も混じっています。
兄こま安心ポイント
★兄エンド確約
これは絶対にそうであってほしいので事前に調べました。だってこのタイトルで兄が身を引くの嫌じゃないですか。ちなみに私は顔は高嶺が好きです。
★主人公の家屋が立派
道明寺邸とかウェイン邸みたいな引くほどの豪邸じゃなくて、別荘地にあるデザイナーズなんとかみたいな外観。いやー立派なお宅ですな!って感じです。生活の困窮を理由に相手を選ばずに住む安心感と、恋愛に打ち込めそうな安心感があります。
★主人公が恋愛体質という自覚あり彼氏をほしがっている
その気がないのにモテすぎて困っちゃうとかモテてることに無自覚だと困るんですよ。そういうもどかしさを感じたくない。せとかの告白12連敗記録が好きです。人に好意を伝えることに臆病でない、友達もちゃんといる。人との関係性が健全であるところがいい。多忙ながら両親揃ってて大事にされてるところもGoodです。
映画序盤から走行中のバスに自転車で並走し、バスを足蹴にして主人公・せとかに対する剣道男の告白を妨害する兄・はるか。揺れるバス。当然中断される告白。お兄ちゃん激しいな!?と驚きました。走行中の、しかも他の生徒も乗っているバスを足蹴にするなんてなかなかない。ハイローやないんやぞ。バスの中なんて見えないはずのにやってくるとは、はるかのせとかの感情が揺れ動いたのを察知する能力が高すぎる。ドラマで高嶺が医者にキスしてるところを見てしまったシーンでも、兄貴よく辿り着けたなって感じがしますし。
せとかに近づく男を引き下がらせるためにサッカー対決で勝つところとか、二階の渡り廊下から飛び降り何事もなく歩いてくるところとか、はるかは身体能力が無駄に高い。
15分ごとに相手を変えてのお祭りデートっていうのを全員が承諾するのがおもしろい。お祭りいいですよね。夏は暑いので好きじゃないんですが、夏のイベントはだいたい好きです。出目金に執着する千秋がおもしろい。千秋の連れてる犬が千秋と歩いているとき嬉しそうに見えなくて、配役上の飼い犬であって実際に飼ってる犬じゃない感じがすごいする。通勤時に見る散歩中の犬がめちゃくちゃ嬉しそうなだけかもしれませんが。
年若い女性がメインターゲットだからか、お風呂のシーンやドラマで風呂上がりにタオル巻いていたシーンでのせとかの胸元のガードが堅いです。せとかがはるかへの恋心を自覚するシーンで、はるかもせとかも兄妹だから相手に恋愛感情を持たないっていう後付の常識を恋心の歯止めに使ってて、似たもの同士だなと思います。早くくっついてくれ。
はるかの回想シーン、幼少期の二人がめちゃくちゃかわいい。映画見てからドラマを見たので、ドラマでせとかが「初恋は特別なの!」と言ったときのはるかの表情の理由がよくわかってニヤニヤしました。はるかはせとかの初恋が自分だって覚えてるけど、せとかは覚えてないもんなー。というかはるかの初恋もせとかなんだろうな。すごくかわいい。
高嶺はせとかの気持ちを試したのであってせとかの初めてを車でしようという気はなかったと思うのですが、オープンカーでセックスしようとしてくる高嶺がすごい。あとダイレクトにセックスを思わせる展開が入ってくると思わなかったので(あってもはるかが風呂でせとかの首筋に唇を寄せてくるのが限度だと思ってた)高嶺がせとかの服の肩紐に手をかけた時うろたえました。
養子だと言われたせとかがまず家族の中で自分だけ他人ということかと、今まで夢中になっていた恋愛のことをすっかり忘れてショックを受けるとこが真っ当でよかったです。演技に詳しくないので真相は不明ですが、この映画ではせとかが一番演技が上手いというか細かいなと思います。ただ目を開けるだけのシーンでもしっかり表現を入れてくる。お兄は対人のときはまだしも独白の時が棒だ。調べたら本業じゃないから仕方ないのかもしれない。幼少期のピアノ演奏と長じてからのピアノ演奏を重ねてくる演出がいいなーと思います。
やたか先生への反応が女子と男子で全く違って副音声みたいになってるとこ好きです。リッスンケアフリーされたとき気合い入れて聞いたんですが、私の英語力がへちょくて今日から付き合い始めようってことしか聞き取れませんでした。意味を聞いてくれてありがとうせとか。
せとかが国光に借りたロードバイクにさらっと乗れるところに、演じている女優さんの身体能力の高さを感じました。普通の女子高校生という設定でロードバイクにためらいなく乗れることに制作陣は誰も違和感を覚えなかったのか。
そして千雪と国光おめでとうだよ!
お母さんがYOUさんでヤマトと母親がかぶってしまった。YOUが母親役に当てられる家庭、自由度高そう。グリーンのトップスにオレンジのネイルってかわいい。
両親に交際宣言したときのはるかとお父さんとの「お前に親父と呼ばれる筋合いはない」「いや親父だろ」というやりとりが好きです。お父さん一回言ってみたかったんだろうな。この家の家族は家でも服がちゃんとしててすごい。
この先そりゃ上手くいかないこともあるだろうけど、周りの人たちが応援してくれるだろうし、二人で頑張っていけばいいじゃない。エンディング曲と相まって、よかったなーという気持ちで終えられる、いい映画でした。畳む