雑記帳

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#再投稿 #映画感想 『ブラック・ウィドウ』

昨年GW公開予定だった『ブラック・ウィドウ』が本日ついに公開されました!
いつから楽しみにしてたっけーと日記を読み返したら、2019年8月でした。ブラック・ウィドウ(というかタスクマスター)をスクリーンで見るのを二年近く楽しみにしていたわけですね。絶対にネタバレを見たくない一心で、昨晩のうちにTwitterアプリを消し、仕事中はずっとそわそわしていました。

私の中でタスクマスターは「傭兵で、訓練教官をやってて、相手の動きを模倣して使いこなせる、実力に裏打ちされた軽妙なしゃべりをするおじさん」というのが大づかみのイメージです。
太もものベルトの部分が特に好きなので男性のタスクマスターが好きですが、MCUで来るタスクマスターが女性だったとしてもいいと思っていました。ナターシャにボコられるのは確定なので、価値観の古い男として出されるくらいなら性別が変わっている方がマシだなという消極的な理由です。

2019/10/27のツイートで以下のように書いていたようですが、凍結のため引用できず。

タスクマスターの能力が見たものをそっくり再現できるっていうものなことを考えると、ブラックウィドウのスタントダブルの人がタスクマスターの中の人を同時に務める可能性もあるのか?つまり女のタスクマスター…デッドプールMAXのタスクマスターが来る可能性が?
https://twitter.com/unym2/status/1188470...

いやー、見事に外してきましたね!
予告編で流れた「レッドルームの支配者」とは何だったのか。後頭部に起動キーみたいなのを刺された時点で「これ違うタスキーや」と思っていましたが、まさかここまでとは。事前映像で体格が小さいことから女性説は流れていましたが、まさか敵が我が娘を改造して兵器に仕立て上げた結果がタスクマスター。相手の動きをコピーするというところしかタスクマスターぽさがない。ガワが欲しいだけならタスクマスターっていう名前じゃなくてよくないかな。こんなもったいない使い方をしてほしくなかった。素顔を見せてのご挨拶をいただいた辺りからストーリーが頭に入ってこなくなってしまった。この映画がなければタスクマスターに出会えなかったのですが、もし、もし事前にアメコミを読んでいなければ、この映画は楽しかったんでしょうか。どうしても女にしたかったならタスキーの娘のフィネスでもよかったのでは。よくはないが。

デッドプールがスーパーヒーロー着地をからかうシーンはありだったのですが、エレーナがナターシャの着地のことを言うのは、身内に友達の前でのテンションの違いを指摘されたみたいな恥ずかしさがあり、居たたまれなくなりました。
元々先の展開(ナターシャはこの話では死なない/未来で死ぬ)ことが分かっている分、先読みが出来ないワクワク感というものが少ないので、家族とも和解できたし、家族だったって分かったし、娘を殺してないってこともわかって、ナターシャは思い残すところがなくなってよかったね……という、きれいにまとめようという予定調和を感じました。対タスクマスターということで、超常的・超科学的要素なしに人間が頑張ってるところを見られると思っていたとこともあり、都合がいいことが多い気がしました。

あんまりよくなかったです。明日思い出して考え直したり、人様の感想を読んだりすると変わるかもしれませんが、現時点ではあんまりよくなかったです!

(7/9追記)アクションはすごくかっこよくて、私がナターシャを好きになった理由でもある強くてかっこいいってとこが十分に堪能できました。身体能力メインのアクションばかりですからね!昨晩寝る前にちらっとTwitterで感想を検索して、よかったところをきちんと拾っていらっしゃるのを読んで、いいなーってなりました。たぶんいい物語が成立してたんだと思う。でもその物語の犠牲になったのが一番期待してたキャラのキャラたる部分だってのが引っかかって楽しめないんだよなあ。畳む
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