雑記帳

日記とか備忘録とかそういうの

#ただの日記 気持ちの整理するために書いとくかーと思って書く、私が同人誌を作らない理由です。

私の書いた小説を本の形で欲しいと言っていただくことがあります。これは本当にありがたいことです。私は好きな書き手さん/描き手さんの作品は紙媒体で手元に欲しい人間なので、自分がそこの枠に入れていただけているということが非常にうれしいです。ありがたすぎてお世辞かもしれないし……と考えようとする日もある。だって本で欲しいって褒め言葉だから。

だというのに、私は同人誌を作りません。
嫌なやつですよ!
理由は完全に骨惜しみです!

「作品数が多くてまとめるのが面倒」「同人誌のレイアウトに落とし込む手間を掛ける時間があれば、新しく小説を書きたい」あたりが断り文句で使ったことがあるものでしょうか。

一回作ったことはあるんですよ。結構最近。付き合いの長い友人にずっと私の本を欲しがってくれてる子がいて、作って渡したら喜んでくれるやろなぁ……という下心100%で作りました。めっちゃ喜んでくれて、別ジャンルの本も作ろうと思ったくらい調子に乗りかけたんですが、作品数が多いのにめげて諦めて作らずじまいです。古い作品の推敲はつらい。

その時に自分用も作ったんですね。2冊注文したわけですよ。収録したのはどれも気に入ってる話だったし、周りのオフライン活動してる子はみんな「本はいいぞ」って言うから、手元に届くのを楽しみにしてました。

でもそんなにうれしくなかったんですよ。
自分の作品が本の形をしているということが。

こういうことはたまにあるんです。周囲が絶賛している作品に乗り切れなかったり、おいしいと聞いて買った食べ物があまりおいしくなかったり。些細なことなんですけど、対象物が自分に合わなかったことよりも、周囲と同じ感覚になれなかったことに対して疎外感を覚えて凹む、というのをやります。期待外れだったから、というよりもう少し内向きな感情であるように思います。

自分が楽しくなれないもの手間暇費用をかけて作るのはなぁ……ということで、同人誌を作る予定はありません。せっかく声を掛けてくださるのに申し訳ないです。
私も自分の本が欲しい人になりたかった。

でも急になるかもしれんから油断せずに行きたい。私は子供やないねんからと笑った3年後にアスレチックに行きたくなった女だから。
まだアスレチック行きたいよ……畳む
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