うな
2024/10/30 19:18
自然界には、大気中の窒素分子の三重結合を直接引きはがすだけの強大な力を持った自然現象が一つだけ存在します。それは雷です。雷が発生するとその強大な空中放電のエネルギーにより窒素分子の三重結合が解かれ、それが雨に溶けて地上に降り注ぐことで植物は窒素を取り込むことができるようになるのです。このことは、雷には植物の生育を促進する効果があるということを示しています。
緑茶とカブトガニとうんこが好き。今のハマっているものの話と旅行の話がメインのはず。居酒屋メニューが好きなんだけど、お酒を飲まないから旅先のご飯は定食屋さんになりがち。
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中でも一番驚いたのは
(古舘恒介著『エネルギーをめぐる旅』P155)
という部分です。
稲光と稲穂の関係というのは事象に神秘性を見出した神話だと思っていて、科学的根拠があるなんて思ってもみませんでした。ツバメが低く飛ぶと雨はまだ分かるんですよ。窒素って細かすぎないですか?本当にいいの?
雷系のキャラを変な目で見ちゃうようになっちゃうな…呪術廻戦の作中で五条悟のエネルギーに着目されてたのもタービンを回すだなんだではなく、もっと科学的な何かがあるのかもしれない…
雷と豊穣の関係がマジなの知らなさすぎて思わず後輩に「この部分読んで!」と持っていきました。後輩も知らなかったのでよかったです。
火を使うところから始まってインターネットまで。人間の思考することもエネルギーとして、エネルギーと言われたら思い浮かぶ温暖化はもちろん少子化についても書かれていて、新鮮な切り口ととっつきやすい語り口でよかったです。