雑記帳日記とか備忘録とかそういうの

#旅とか #その他感想 5/22(木)の夕方から万博に行ってきました!3700円の17時以降入場可能なチケットが16時から入れるようになってとってもお得!

何一つ予約せずに行きました。見たかったらもう1回行ったらいいや、近所だし、という大阪市民の舐めプです。今は「アオと夜の虹のパレード」を観覧席で見たかったなー……予約どれくらい取りにくいか試しとけばよったな……と思っています。地図は皆様ご存じ、つじさん(@t_tsuji)制作の地図をありがたく使わせていただきました。本当にありがたいです。つじさんに何かいいことがあってほしいです。

近所なので母を誘って一緒に行きました。
母は開催前は「もう1回行ってる(1970年)し、何が見たいということもないから」と行く気がなかったのですが、テレビで見ているうちに1回くらい行ってもいいかな、という気になったそう。私も似たようなもので、Twitterでの評判を見てから行きたくなりました。そんなにいいならもっと早く宣伝しといてくれたら前売り券買ったのに、と思っています。
行きの電車で、父の遺影も持って来て「お父さん、万博だよ」をしたらよかったかなぁという話をしました。会場入ったら自由行動にしようって言ってたけど、結局ずっと一緒に回りました。楽しかったです。

前日夜からの雨は無事に上がり、空は雲が残っているながらも晴れていました。最高気温28℃だったので日が当たると暑い! 眩しい!

15:49に舞洲駅着で、手荷物検査を終えてゲートをくぐったのは16:05でした。駅からゲートまで少し歩くのと、待機列は少しずつ進み続けていたので、待たされている感は全くありません。ちなみに中央線もびっくりするくらいすぐに次の電車が来ます。大阪市営地下鉄(大阪市営地下鉄ではない)の本気を見た。新型車両なのできれいです。

駅を出たところでずらーっと国旗が並んでいるのが見えました。もうそこから万博感がすごい。人生で一番たくさんの国旗を見ました。
インターネット上で「危ないから日傘を畳んでほしい」という意見を見ましたが、待機列を形成している広場には「日傘や帽子で日差しを避けてほしい」と旨が書かれた張り紙があり、むしろ全員が日傘を差すことで距離を保てばいいのでは……と思いました。

とりあえずもらっておこうの精神で入場して即通期パスの割引券をもらいましたが、通期パスまではいいかなーと思っています。これからの季節、日中は暑くてとても動けないので、行くとしても夜になると思うんです。じゃあ22,000円でも高いかなぁと。仕事終わってから毎日行くこともできますが、そこまでじゃないんですよ。私は外出するのに思い切りが必要なタイプ。一度外に出ると決めたなら全ての用事を済ませたい。あと土曜出たら日曜は寝てたい。

Expo 2025 大阪・関西万博の大屋根リングの写真。木の柱と梁を組み合わせて作られている屋根を見上げる形で撮ったもの
噂の大屋根リング。大きい建造物は圧巻です。大きいお寺で天井を見上げた感じが一番近いかなぁ。

まずは大屋根リングを見ようということで上に上がり、私はあちこちにあるこみゃくの絵に大喜び! こみゃくかわいくて好き!
大屋根リングの床に描かれたこみゃくのイラストの写真。赤やオレンジ、黄色のこみゃくが集会をするように顔を突き合わせている
電車ごっこをしている3体のこみゃくのイラストの写真。青、藤色、青みの緑という青系統のこみゃく

日差しは強いながら風が強いおかげで暑さはそうでもなく、様々な建物を見ながら歩きました。途中で大阪湾が見えてくる場所があり、雨上がりの空と金色の海が広がっていて、海際にある会場の良さをこれでもかと感じました。
日没が近づき青色から金色へと変わっていく空と、太陽の光を映した大阪湾の写真。大屋根リングの上に植えられた植物のシルエットが写っている
大屋根リングから会場を見ているだけでも楽しいという噂は本当でした。お腹も減るからまずは下に降りて何か食べよう、ということで、リングを半分ほど回ったところで下に降りました。降りられる場所が少ないので、思い立ったらすぐに降りた方がいいです。

まず目の前にあるトイレに行きました。岩みたいなのに囲まれたトイレで、扉が重たかったです。あと手洗いのレバーのデザイン性が高くてどう使うのか戸惑いました。そこからすぐそばにあった「食堂」と書かれているルーマニア館のレストランへ入ろうとしたのですが、1時間以上待ち(推定2時間)で、料理の提供スピードも遅そうだったので、まずはテイクアウトので食べようと移動。
母がSPY×FAMILYを好きなので万博関係ないと笑いつつもSPY×FAMILYのフードトラックで食べようとするも、スタッフさんがチーズを抜けないと言うので断念。母はチーズが苦手なのです。ハンバーガーでチーズ抜けないことってあるんだ、と驚きました。
そして道沿いに進んで目に入った、誰も並んでいなかったオーストリア館のホットケーキを食べました。1600円だったかな。レーズン入りのちぎりパンケーキ。ソフトクリームは牛乳感強め、ジャムはすっごく甘かったです。
パンケーキの写真。紙の器にパンケーキとソフトクリームが載っている
オーストリア館のキャラクターが描かれたパッケージの写真。僕の大好物カイザーシュマーレンだよ!と書かれている

次はしょっぱいものを食べよう! ということで、私が事前に見ていたオーストラリア館のミートパイを目指します。ドイツ館のチーズ入りのプレッツェルも気になっていたのですが、並ぶなら母も一緒に食べられるものの方がいいなぁと思ってやめました。

オーストラリア館の売店はなかなかの行列でしたが、並ぶと決めたので並びます。意外とちゃんと進む列で、販売スタッフさんは日本人ぽい。すぐそばのステージでオーストラリアのシンガーソングライターさんが生で歌っているのですが、日本人の悲しい性でみんな微動だにせずじっと着席している。私も例に漏れずですし、トークを聞き取るには英語力が足りなくて、反応したくともできない。
ご飯はフィッシュアンドチップスとクロコダイルフィレロールを食べました。牛肉があまり好きじゃないことを思い出したのでミートパイはいいかなってメニュー変更です(笑)
どちらもおいしかったです。クロコダイルフィレロールはレモンマートルというレモン風味のハーブを使ったマヨネーズソースがかかっていて爽やかな風味でした。母はフィッシュアンドチップスの魚のにおいが気になると言って全部くれました。白身だけどちょっとにおいのする魚でした。
フィッシュアンドチップスとクロコダイルフィレロールの写真

パビリオンはコモンズ館Aとコモンズ館D、スペイン館に入りました。あと輪島塗の地球儀も見ました。とてもきれいでした。伝統工芸品への熱が最高潮になったので出口でお土産を売っててくれたら絶対に買ったのに、こういうときに限って売ってないんですよ。

スペイン館は人だかりができていたのですが、フラメンコのショー待ちの列で、展示の待ち時間が0分の札を掲げていたスタッフさんがいらしたので、せっかくだから単独館も入ろう! と足を運びました。バリアフリーが完全に死んでいる階段で、これがスペイン階段かぁ、と思いました。

スペイン館の展示は昔千葉県の沖合で難破した船の模型展示と、海洋航海にまつわる何かと、海藻から史料や燃料を作るプラントの説明と、部屋を移って、照明によって色が次々に変わる現代的なおしゃれルームでした。Twitterで話題を見たことがなかったのですが、科学館とか歴史系の施設で見られるような内容で、ぜひともって感じではないから話題になってないのかな。
木で作られたガレオン船の模型の写真。マスト(帆)が畳まれた状態
スペイン館の展示の写真。ブラッドオレンジジュースのような赤みの強いオレンジの壁に、映像を映し出すモニターが複数ランダムな配置で据え付けられている
私はヘタリアにはまっていたときスペインが好きだったのと、スペインの音楽や色彩が好きなのと、YouTube版巻戻士ショート動画のドードー鳥の絡みでガレオン船に興味があったのとで良い展示だと思いました。
出入り口で母がスムーズにスペイン語の挨拶をしていて、彼女がかつてスペイン語を習ってたことを忘れていたので驚きました。久しぶりに見る親の知らない一面イベントだった。
スペイン館の展示の説明板の写真。生きているテクノロジーと題して海藻の有用性について書かれている
スペイン館の魚のロゴがかわいいのでポストカードを買いました。Tシャツは着ないしパジャマにするには襟が詰まってるし、ハンカチも使わないし……という消去法です。あの魚のロゴのグッズ増えないかなぁ。

コモンズ館で国立民族博物館では一緒くた気味に展示されている各種工芸が国ごとに分かれて置かれていて、そういうのが新鮮でした。赤道ギニアとギニアは違う国なんだな、とか初歩的なことを思いました。ホリイヒメアオバトの写真がきれいでした。
細い木製の棒を編んで作った電気の傘の写真。ふわりとしたドレスを下から見たような柔らかく波打った形をしている
陸棲巻き貝のオブジェの写真。艶がありながらも木の肌のような落ち着いた色をしている
このあたりを好きだな、と思ったのですがどこの国なのかメモが残ってなくて……特にシャンデリアのような細工がきれいで、眺めていて幸せでした。耳にしたパキスタンの言葉の響きが好きで、ナイジェリアブースでかかっていた曲も好き! 普段耳にしない音を不意に聞けて楽しかったです。あとラオスの魚のキーホルダーがかわいかったです。魚好きです。

ずんぐりむっくりのユキヒョウのぬいぐるみの写真。ニードルフェルトで作ったようなうっすらと毛羽立った質感をしている
キルギススペースの入り口にあったぬいぐるみもかわいかったです。ユキヒョウのはず。北海道で見たのよりずいぶんとずんぐりでした。

パビリオンを行き来する間、静けさの森を何度か通りました。噂には聞いていましたがめっちゃ道に迷うんですよね……。森と言いつつも舗装した道が敷いてあるし、そんなに広そうにも思わないのに、全然思った方向に行けない。地図を見る限り広いんでしょうね。なんとなくですが大阪駅にできたグラングリーンと植物の感じが似ていて、今の流行なのかもと思いました。種類が全然分からなくて植えたての木だからそう思っているだけかも。

暮れゆく空の下、ライトアップされたパビリオンを遠くから撮った写真。手前には木材を使用して建てられたアイルランド館が写っている
夜になると本当に寒くて、雨でもないのにレインコートを着ている方や、どこかのパビリオンで売っているのだろうやたらカラフルな布を纏っている方を見ました。夜でも並んでいるパビリオンは(フランス、中国あたり)ずっと並んでいました。中国館、昼間に外から見たけど壮大でよさそう!
砂見たさに行ってみたヨルダンは受付が終了しました。会場が22時まで開いているとはいえ、全てを楽しめるかというとそうでもないかもしれません。でもライトアップがきれいだから夜いいですよ。日差しがないし。

冒頭で触れた「アオと夜の虹のパレード」は観覧席で見た方がいいという情報を事前に得ていたのですが、なんとなく(本当に理由がない)予約もせずにおり、いざ上演時間になって満員の大屋根リングから眺めるとライトがきれいで、でも音は聞こえなくて、だから観覧席で見た方がいいって言われてるんだなぁ……と少しの寂しさを感じました。母が一緒だったものですから、自分が見たいのもあるけど見せてあげたかったなーと思ってしまいまして。次の回を並んでみるのもありだったのですが、本当の本当に寒くて、風向きの関係で水も掛かっていたので余計に寒くて、今日は帰ろう! となり、帰宅を選びました。
そして後日YouTubeで見ました。撮影して、そして公開してくださった方ありがとうございます。とてもきれいで暑くも寒くもなく、特等席で観られて楽しかったです。生で見たい気持ちはまだ少しだけある。


帰りの電車までの案内はスムーズでした。激混みだったけど大阪メトロがやってくれました。満員電車でも通勤電車と違ってみんなニコニコだから全然嫌じゃない。人生初の万博、楽しかったです!畳む

PROFILE

緑茶とカブトガニとうんこが好き。今のハマっているものの話と旅行の話がメインのはず。居酒屋メニューが好きなんだけど、お酒を飲まないから旅先のご飯は定食屋さんになりがち。

SEARCH

CATEGORY

RECENT POST

CALENDAR

2025年5月
123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031