雑記帳

日記とか備忘録とかそういうの

#映画感想 「きさらぎ駅 Re:」を観てきました。前作を踏襲しつつ観たいものを全部見せてもらえる映画で、おもしろかったです。2回目だからこその爽快感がすごい。

私は主人公が勝って終わる作品が好きです。
なのできさらぎ駅Re:の終わり方が好きです。ホラーらしい後味の悪さがありつつも、けれど主人公の視点から見ると望んだ通りの終わり方になっている。好きです。

上映時間が90分しかなく、そのうちあらすじに5分は割くだろうから…と思っているところに違うタイトルが出て、入るスクリーン間違えたかな? と思っていたら始まるドキュメンタリー。上手い構成のあらすじ紹介だと思ったらこれがラストに繋がっていて、ネタ映画寄りだと思っていた前作からの印象が大躍進です。2回目観るのがアリなくらい。前売り券1600円がもったいなく感じて1300円のレイトショーにしたのですが、1600円は全然アリだったな。

女同士の友情と信じてもらえることで得られる力、振り切れすぎてコミカルに思える暴力が好きです。車の運転のシーンが特に好き!

高鬼の要領で机を繋げていくシーンは後ろから前にバケツリレー的に持ってきてもいいのでは?と思いましたが、逆に言えば引っかかったのはそこくらいです。
絶望からの大逆転。今巻戻士が熱いから余計に熱い!目玉の化け物を攻略するための試行錯誤と無慈悲な死がいい!
そこから間違いだったと判明するのもね…希望が途絶えたかに見える中でも光を目指そうとする姿はいいですよ…。

冒頭で書いた通り終わり方が好きです。みんな戻れて大団円もよかったと思うのですが、ドキュメンタリーと逆境が効いてくる。確かにこのまま5人が戻っても世間に狂人が増えるだけなんですよね。エンディングの曲も好きです。
いい映画でした。ハボさんと3がやったら一緒に行く約束をしました。終わり方きれいだからここで終わりであってほしいですが(笑)畳む
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