雑記帳日記とか備忘録とかそういうの

#ただの日記 コロフェスに合わせて「AIコロドラゴン」が発表されました。企業のホームページで見かけるAIコンシェルジュと同タイプの、聞きたいことを入力すればあらかじめ学習させてあるデータに基づいて回答してくれるというサービスです。私はコロドラゴンが人間の言葉を話すと思っていなかったからショックを受けました。

私はコロドラゴンのことを愛玩動物の一種として見ていました。ガッツな笑いとド迫力が大好きなドラゴン。知能や感情はあるけれど、ヒトの文化に対する理解はない。コロコロが小学生男子をメインターゲットにした雑誌であることから、性別があるとすればオスだろうと思いますが、男性であることを意識したこともありませんでした。
それがイベントの案内ができるほど言語能力が発達していて、話し方も男性的な話し言葉である。今もまだ受け入れられていません。これがコロドラゴンのデフォルトであるとすれば、家にいるコロドラゴン(ソフビ)との接し方も考えなくてはなりません。

コロドラゴンが一体だけなのか、それとも他にも個体がいるものなのか、詳しいことは分かりません。コロドラゴンのひみつが知れるという『コロコロコミックのひみつ 公式ファンブック』にも記載はありませんでした。子供のコロドラゴンや大人のコロドラゴンがいて、ひょっとしたらコロコロコミックのコロドラゴンは看板として勤めに出ているのかもしれません。

成人男性だとしたら気兼ねするなぁ……と思いながら、コロドラゴンの尻尾を触っています。この部分の手触りが一番好きです。

春コミの無配にするつもりで書いてたけど間に合わなかったコロドラゴン救出大作戦の出だしを畳んでおきます。

 都内某所――そう書くだけで都会っぽい光景を想像してもらえる便利な言葉だ。

「クロノさん、撮影お疲れ様でした!」
「スマホンもお疲れ様。隊長から何か連絡はあったか?」
「はい! 撮影後は次の任務まで自由時間にして構わないとのことです!」
「出るときと一緒ってことだな」
 機材に囲まれたエリアから戻ってきたクロノはスマホンの出迎えを受けて表情を緩めた。コロコロコミック555号アニバーサリーに向けた写真撮影。多くの子供達の例に漏れずコロコロコミックを愛読していたクロノは、撮影所に現れたコロドラゴンの姿を見て驚いた。打診されたときにゲストがいるとは聞いていたものの、まさかコロコロコミックの顔とも言えるコロドラゴンが来るとは思っていなかったのだ。
 まさかコロドラゴンが実在するなんて。
 本人を前に口にするなどという迂闊なことはしなかったが、コロドラゴンを目にしたクロノの瞳には驚きが浮かんでいた。
「撮った写真、後で見ましょうね!」
「ああ!」
 スマホンは小声言った。記念撮影は撮影終了後、コロドラゴン側のスタッフから言い出したことだ。思わずコロドラゴンの方を見たクロノに、コロドラゴンはパチリとウィンクする。言葉は必要なかった。

 事件が起きたのは、クロノが撮影スタジオがあるビルを出た時だった。
 巻戻士本部とは異なるいかにもオフィスビル然とした建物を見上げたクロノは、ふと差した影にさらに首を仰向けて、ビルの屋上から飛び立つコロドラゴンの姿を見た。晴れ渡る青い空を背景に、コロドラゴンの黒い鱗がきらめく。
「わあ……!」
 クロノが歓声を上げると同時。道路を挟んだ対岸のビルの屋上から放たれた網がコロドラゴンを捕らえた。
「「え!?」」
 驚くクロノとスマホンの目の前で、コロドラゴンは巻き網漁のニュース動画のような勢いで巻き取られ、そのまま地面に向かって落下する。落下地点にあるのはオフィス街には珍しい、コンテナを載せたトレーラーだ。環境のことも考えずアイドリング状態にしていたのだろう。コロドラゴンを載せたトレーラーはすぐさま走り出した。
「追いかけるぞ、スマホン!」

***

この後コロドラゴンの救出のためにうんこしなければ出られない部屋に入る予定でした。置かれたボックスに一定の重さを入れたら檻の鍵が開く仕組みで、スマホンが入れるサイズのためスマホンが入ってスイッチを押したらそのまま回収されてしまいリトライ、脱いだ服を入れようにも体積が大きく、うんこをするしかない! という状況になります。なるったらなります。畳む

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緑茶とカブトガニとうんこが好き。今のハマっているものの話と旅行の話がメインのはず。居酒屋メニューが好きなんだけど、お酒を飲まないから旅先のご飯は定食屋さんになりがち。

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