雑記帳

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#再投稿 #映画感想 『君の名は。』

タイトルを聞いても真知子巻きしか思い浮かばなかったのですが、すすめられてせっかくなので行ってきました。上映中なので一応畳みます。いい作品でした!

普段こういう系(青春っぽいアニメ映画)を観ないのですが、劇場に足を運んでよかったです。キャラクターの動きの細やかさもですが、映しだされる情景のきれいさが壮麗と言っていいほどで、大きい画面で見てよかったと思えるものでした。
カルデラっぽいので熊本かなって思ってたのですが違った。彗星の落下後だったんですね。旅に出たいなぁ。三葉の(さいしょミズハだと思ってた)故郷のどこかにありそうなところと、瀧くんの東京の「あー、あるある」なところと、どちらも楽しかったです。

久しぶりに祈るような気持ちで映画を見ました。感情移入ではなくて、キャラに肩入れというか入れ込んでいるというか、スポーツを応援する気持ちです。泣けると聞いていたのですがどこが泣きポイントかは分からなかった。
口噛み酒販売のくだりは狙ってやったんだろうけど、少し寒さがあったな…

前後しますが、口噛み酒を取りに行く瀧くんが水に入るところは必死だろうから気にならなかったのですが、in三葉の状態でおばあちゃんを手助けするために水に入るところは、さすがに帰りが気持ち悪いんじゃないかと気になりました。トレッキングシューズなのかな。でも冬っぽいし寒そう。瀧くんはよくあそこで寝て死ななかったな。

彗星が割れる天体ショーの美しさに湧く人々ののんきさと、主人公達の必死さの対比がよかったです。彗星で町一つ消滅というものは衝撃的なニュースであると思うのですが、そのキーワードからすぐに思い出せない程度に風化していたのでしょうし、そのあたりがリアルだなと思いました。ニュースであの事故から何年と言われてようやくってことありますし、あったっけってことも多い。バイト先の人も糸守の人も優しくて、瀧くんの人のよさが伺えます。
三葉ちゃんがごく親しい人以外の他の人にどう思われているのか、というところがいまいちわからなかったな。何となくだけど、悪しざまに言う閉鎖的社会の象徴みたいなクラスメイトの他の子とは、積極的に関わってこなかったのかな?ブラジャーつけて寝るようになったとこは大変そうだなと思いました!

救出作戦時の秘密の悪事感とか、旅館のシーンとか、好きだなーっていうポイントが多かったです。キャラクターの心の動きよりも映像としての美しさが心に残った。よかったポイントが「なんかよかった!きれいだった!」になってしまうので、この感想あんまりいい風に言ってない気がするぞ……本当に見てよかったんですよ!
歩道橋でのすれ違いシーンは元祖「君の名は」のオマージュなのでしょうか。

もう一度時系列を整理しながら見ると楽しいと聞いたのですが、他にも見たい映画があるのでもう一回は行かないかな。地上波でやったら見たいな。畳む
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