#小説更新 運命の巻戻士のシラゴロ「トライ」をアップしました。シラゴロの習作です。#ただの日記 先日花屋さんと芋餅さんと一緒に神戸どうぶつ王国に行きました。毛が生えた生き物をいっぱい見られて楽しかったです!うんこするとこも見られました!そのときにスケブ書こうって話があったのですが、私が海を見に行きたがったので流れちゃったので、あとで電車で書いたやつを畳んでおきます。#運命の巻戻士 伏せた部分を読む「おはよ、隊長。たまにはおれが髭当たってやるよ」 朝一番。浮かれた様子でやってきたシライを見てゴローは顔をしかめた。 慣れというのは恐ろしいものだ。久しぶりに接するシライに新鮮さを感じられたのは一瞬で、ゴローは表舞台に戻って一月と経たないうちに他人と関わる煩雑さを感じるようになっていた。 かつて3時相手にしていたような腹の探り合いは必要ないし、若い自分から事あるごとに向けられた疑念混じりの目を向けられることもない。煩わしさの理由はただ一つ、ゴローにとってシライは傷つけていい相手ではなく、守るべき部下の一人だということだ。「変な顔すんなよ。おれに髭の剃り方教えたの隊長じゃねえか。それにおれは刃物の扱いは得意だぜ」 シライの刃物の扱いに関する信用はまだしも、髭の剃り方など教えたことがあっただろうか。シライと全く関わっていなかった数十年を省略して記憶を辿りかけたゴローは、やけに大人しく待っているシライを再度見た。シライはわざとらしく目を眇める。「隊長にも忘れることってあるんだな」 ゴローは溜め息をついた。「朝から冗談に付き合う余裕はない。おれはおまえに髭の剃り方を教えたことはない」「それこそ冗談だろ、余裕のない隊長なんか見たことねーよ。おれとしては今から教えてくれたって構わねえけど」「それに何の意味がある」「やることなすこと意味しかねえ人生送ってる隊長も、たまには無意味なことをしたいかと思って。他のことがやりてえなら、あの棚の本を全部出して元通りに並べ直すってのはどうだ? さび抜きの寿司頼んでわさび醤油で食うのもいいな」「……髭も本棚も結構だ。自分でできる」 この会話を続けることこそが無意味だ。ゴローが向けた視線の意味を正確に取れているだろうシライは、ひょいと肩を竦めた。畳む 情報,小ネタ 2024/12/10(Tue) 23:52:41
#ただの日記 先日花屋さんと芋餅さんと一緒に神戸どうぶつ王国に行きました。毛が生えた生き物をいっぱい見られて楽しかったです!うんこするとこも見られました!
そのときにスケブ書こうって話があったのですが、私が海を見に行きたがったので流れちゃったので、あとで電車で書いたやつを畳んでおきます。
#運命の巻戻士
「おはよ、隊長。たまにはおれが髭当たってやるよ」
朝一番。浮かれた様子でやってきたシライを見てゴローは顔をしかめた。
慣れというのは恐ろしいものだ。久しぶりに接するシライに新鮮さを感じられたのは一瞬で、ゴローは表舞台に戻って一月と経たないうちに他人と関わる煩雑さを感じるようになっていた。
かつて3時相手にしていたような腹の探り合いは必要ないし、若い自分から事あるごとに向けられた疑念混じりの目を向けられることもない。煩わしさの理由はただ一つ、ゴローにとってシライは傷つけていい相手ではなく、守るべき部下の一人だということだ。
「変な顔すんなよ。おれに髭の剃り方教えたの隊長じゃねえか。それにおれは刃物の扱いは得意だぜ」
シライの刃物の扱いに関する信用はまだしも、髭の剃り方など教えたことがあっただろうか。シライと全く関わっていなかった数十年を省略して記憶を辿りかけたゴローは、やけに大人しく待っているシライを再度見た。シライはわざとらしく目を眇める。
「隊長にも忘れることってあるんだな」
ゴローは溜め息をついた。
「朝から冗談に付き合う余裕はない。おれはおまえに髭の剃り方を教えたことはない」
「それこそ冗談だろ、余裕のない隊長なんか見たことねーよ。おれとしては今から教えてくれたって構わねえけど」
「それに何の意味がある」
「やることなすこと意味しかねえ人生送ってる隊長も、たまには無意味なことをしたいかと思って。他のことがやりてえなら、あの棚の本を全部出して元通りに並べ直すってのはどうだ? さび抜きの寿司頼んでわさび醤油で食うのもいいな」
「……髭も本棚も結構だ。自分でできる」
この会話を続けることこそが無意味だ。ゴローが向けた視線の意味を正確に取れているだろうシライは、ひょいと肩を竦めた。畳む