#再投稿 #映画感想 『ジュマンジ2』『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』を観ました。前作を子供の頃にテレビで見て、続編が上映されると知ってからとても楽しみにしていました。20年も前の作品で、ラストも続きを作れそうではあるけど余韻とも言える感じだったので、蛇足だったらどうしようという不安はありましたが、他国での評判を信じてよかった!RPGをやったことがある人なら心当たりがあるだろう「同じ台詞しかしゃべらない村人」や「ボスが倒せないせいで手慣れてしまうステージ攻略」などの思わず笑ってしまう小ネタが散りばめられたアクション・アドベンチャー映画で、軽快なアクションとストーリーが好きなら楽しめると思います。前作は「見ていたなら今作中のサービスに気づいてニヤっとできる」という程度だからいきなり今作で大丈夫です。絶対に劇場で見なきゃ!っていう作品ではありませんが、私はおすすめです。公式サイト→http://www.jumanji.jp/続きでネタバレ感想です。伏せた部分を読む冒頭が砂浜から始まったのがまさに続編!正統な続編!ゲームに振り回されていた主人公たちが、最後は「ライフ喪失後の復活は空から落ちてくる」というシステムを逆手取っての勝利、とてもよかったです!キメ顔したときに効果音が鳴るところとか、説明シーンが全員の脳内(?)に流れた時にスペンサーが「説明シーンだ」と言うところとか好きです。シープレーンが主人公たちを案内する時に罠を的確に避けさせてくれるのにRPGのダンジョンがクリアできないせいで道中のギミックに慣れてしまうのを思い出しました。ちょっと当たって体力ゲージが削られるくらいなら無視するけど、床が崩れて入り口からやり直すとかロックマンみたく即死な時とかは流石に覚えます。前作では正体が最後まで分からず今も謎のままなヴァン・ペルトは今作ではちゃんと役割がはっきりしていました。遊ぶ人の想像の余地があって自由度の高いボードゲームよりもシナリオがあるテレビゲームだからかな。魅入られた結果が虫の集合体になるのはどういう仕組みなのか分かりませんが、古いゲーム上の悪役だから唐突なのは大アリです。役割上の悪役と割り切っていこう。全然関係ないですがハゲワシを見るとプロメテウスを感じてしまいます。懐いてるコンドルの動画(カラパイア紹介記事 )かわいくて好きです。今作を見る前に改めて前作のDVDを借りていたのですが、1995年の作品だというのにCGに「浮いた感じ」が全くありませんでした。娯楽作品としてのテンポは今作、人間の物語としては前作のがいいかな。今作は主人公たちが現実に戻ってからの変化を感じさせるアフターストーリーがベサニー以外弱かったように思います。すべてを作中で描き切る必要はないし、マーサが体育の授業に精を出し始めても安直過ぎるかもしれないんですけど、スペンサーとフリッジの「今」がほしかったような気がします。でも前作で思った「人生をやり直せるにしても全部はちょっとしんどいのでは」というのが今回なくて、化物屋敷に残っていた父親のヴリーク氏の記憶はないですし、最長のアレックス(シープレーン)も三ヶ月がダブってるだけなので、安心感がありました!失恋したことになるだろうベサニーには悪いけれど、彼の人生がゲームに影響されすぎなくてよかった!「ボードゲームなんて今どきしない」と言われたジュマンジが謎のパワーでゲームソフトになるところはジュマンジの執念を感じました。ジュマンジとは一体……。Wikipediaにジュマンジ(作中のボードゲーム)が作られたときの話を作る構想があるということが書いてありましたが、不安と期待半々です。エンディングの「Welcome to the Jungle 」好きです。畳む 感想 2018/04/14(Sat) 22:12:36
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』を観ました。前作を子供の頃にテレビで見て、続編が上映されると知ってからとても楽しみにしていました。20年も前の作品で、ラストも続きを作れそうではあるけど余韻とも言える感じだったので、蛇足だったらどうしようという不安はありましたが、他国での評判を信じてよかった!
RPGをやったことがある人なら心当たりがあるだろう「同じ台詞しかしゃべらない村人」や「ボスが倒せないせいで手慣れてしまうステージ攻略」などの思わず笑ってしまう小ネタが散りばめられたアクション・アドベンチャー映画で、軽快なアクションとストーリーが好きなら楽しめると思います。
前作は「見ていたなら今作中のサービスに気づいてニヤっとできる」という程度だからいきなり今作で大丈夫です。絶対に劇場で見なきゃ!っていう作品ではありませんが、私はおすすめです。
公式サイト→http://www.jumanji.jp/
続きでネタバレ感想です。
冒頭が砂浜から始まったのがまさに続編!正統な続編!
ゲームに振り回されていた主人公たちが、最後は「ライフ喪失後の復活は空から落ちてくる」というシステムを逆手取っての勝利、とてもよかったです!
キメ顔したときに効果音が鳴るところとか、説明シーンが全員の脳内(?)に流れた時にスペンサーが「説明シーンだ」と言うところとか好きです。シープレーンが主人公たちを案内する時に罠を的確に避けさせてくれるのにRPGのダンジョンがクリアできないせいで道中のギミックに慣れてしまうのを思い出しました。ちょっと当たって体力ゲージが削られるくらいなら無視するけど、床が崩れて入り口からやり直すとかロックマンみたく即死な時とかは流石に覚えます。
前作では正体が最後まで分からず今も謎のままなヴァン・ペルトは今作ではちゃんと役割がはっきりしていました。遊ぶ人の想像の余地があって自由度の高いボードゲームよりもシナリオがあるテレビゲームだからかな。魅入られた結果が虫の集合体になるのはどういう仕組みなのか分かりませんが、古いゲーム上の悪役だから唐突なのは大アリです。役割上の悪役と割り切っていこう。
全然関係ないですがハゲワシを見るとプロメテウスを感じてしまいます。懐いてるコンドルの動画(カラパイア紹介記事 )かわいくて好きです。
今作を見る前に改めて前作のDVDを借りていたのですが、1995年の作品だというのにCGに「浮いた感じ」が全くありませんでした。娯楽作品としてのテンポは今作、人間の物語としては前作のがいいかな。今作は主人公たちが現実に戻ってからの変化を感じさせるアフターストーリーがベサニー以外弱かったように思います。すべてを作中で描き切る必要はないし、マーサが体育の授業に精を出し始めても安直過ぎるかもしれないんですけど、スペンサーとフリッジの「今」がほしかったような気がします。
でも前作で思った「人生をやり直せるにしても全部はちょっとしんどいのでは」というのが今回なくて、化物屋敷に残っていた父親のヴリーク氏の記憶はないですし、最長のアレックス(シープレーン)も三ヶ月がダブってるだけなので、安心感がありました!失恋したことになるだろうベサニーには悪いけれど、彼の人生がゲームに影響されすぎなくてよかった!
「ボードゲームなんて今どきしない」と言われたジュマンジが謎のパワーでゲームソフトになるところはジュマンジの執念を感じました。ジュマンジとは一体……。Wikipediaにジュマンジ(作中のボードゲーム)が作られたときの話を作る構想があるということが書いてありましたが、不安と期待半々です。
エンディングの「Welcome to the Jungle 」好きです。畳む