雑記帳

日記とか備忘録とかそういうの

#サイトのこと 星矢も移動してきました。これにてサイト改装を完了といたします!
freo今までありがとう!今も好きだよ!

小説メニューが見づらくなることもあり、1,2作しかないような作品は削除しました。個人的には大逆転裁判明治村スピンオフを置いておきたかったんですが、私しか読まないから手元保管でいいかなと。ああいうイベント書き下ろしのテキストって現地に行かないと読めない(本やWebに収録されない)んだと思うと、気になる作品があったらなるべく足を運びたいと思いました。でも大逆裁明治村に関しては鳳梨さん(本田さん名義だったかも)と一緒に行ったことが大きい気がする。謎解きに頭を悩ませるのが楽しかったし、喪野垣と届毛のことも作品に触れたばかりの熱そのままで盛り上がれたので。

あとあと、三点リーダ(……)がアンダーバーよろしく下に寄ってしまう問題が解決しました!肉うどんさんの記事のおかげです。ありがたやありがたや。日記の三点リーダは手を加えていないので素のままの状態をご覧ください。
#サイトのこと サイト改装、鬼滅の刃も移動完了しました。後付けで続きを書いたものの書かなかった方が余韻があってよかったかもと思い続けていた「水入らず」関連を「水入らず」だけにして、他にもちょいちょい減らしました。前回のZXAの移動時にも言いましたが、熱が落ち着くと性行為が大部分の話を読み返すのキツイ…

chatGPTに年齢確認ボタンを作って欲しいと頼んだら作ってくれて感動しています。サイトだけでやる分には今の別ページ遷移でも困らないのですが、Twitterに投稿するときに直リンク貼れないのが不便なので「18歳以上です」ボタンを押したら本文が表示されるようになってほしい。でも目次にR18も一緒に並べるのもなんだよなぁという気持ちもあるので、実装はもうちょっと検討します。
#サイトのこと サイト改装、ロックマンZX/ZXAも移動完了しました。8年も前のエロは恥ずかしくて読み返せなかったのでこれを機にさっくり減らしたところ、作品数が思ったより減ってしまいました。ヴァンメテのきっかけとも言える海底火山後生存IFを出せないのも残念なので、エッチシーンを削って切り貼りして載せたのですが、結末が変わっちゃったので本当にこれでいいのかと頭を抱えています。元はウロボロス出現によりヴァンがプロメテ・パンドラと別れて出動、研究所に戻ったプロパンが寿命のカウントダウンを眺めているという終わり方でした。
熱を上げていた年数でいうとZXAの方が呪術廻戦よりも長いのですが、作品数は呪術廻戦の方が多いんですよね。メインカプで何でもない日常を書けるのが大きいのかな。ヴァンメテはカップリングを成立させることもですが、二人だけで会うシチュエーションを作るのが難しかった。ただでさえプロパンを引き離すのに罪悪感があるのに、自カプ成立のためというのは精神の負荷が高い。
#ただの日記 #思い出話 季節のものを作って食べるのが好きです。最近なら若ごぼうの炒め煮と豆ごはんでしょうか。子供の頃に母が作ってくれていたので、見かけると食べたくなってしまいます。

若ごぼうというのは大阪特産の野菜で、フキに小さなごぼうがついたような形をしています。ごぼう部分の土を洗うのが大変な上に、束で売られるから洗う本数も増える。若ごぼう調理を公表して得られるのは「大変やったね」という労いです。大きな野菜で、持っていると目立つので、去年は薄揚げを買いに行った豆腐屋さんのおばちゃんにまで励まされました。

初めて作った時に「こんなに手間を掛けてくれて、お母さんはすごいな」と思ったのですが、母は近所の商店街の八百屋さんが下処理を済ませたものを買っていたそうです(笑)
旬の食材を使うことにも彼女自身のこだわりがあったわけではなく、子供が小さいうちは色々食べさせてあげるのもいいだろうと思ってあえて作っていたそうで、まったく良い習慣をつけてもらったものです。
#ただの日記 てがろぐを使用しているサイト対象のサーチ「てがWA!」さんがオープン予定だそうです!新設のサーチ!すごい!
日記としててがろぐを使ってみて、タイトルを考えなくていいのが楽でいいなぁと思っています。freo時代の中期以降はずっと「ただの日記」で投稿していましたが、開設最初は内容に即したタイトルを考えたり、気になった単語とかをメモ代わりに入れたり色々ひねっていました。てがろぐはタグ機能あるんだっけ?

試しに投稿してみたらタグが有効になりました。これは愉快。
#サイトのこと いいねボタン設置できました!pixivUIのハートと星のどっちがいいねでどっちがブックマークか分からなかったことを思い出したので、わかりやすく拍手マークにしています。配布サイトに倣っていいねボタンと言いつつ気分的にはWEB拍手です。縦書きのときの位置ずれも修正できてるはず。
てがろぐの投稿フォームの文字がめちゃくちゃに小さかった件も解決しました。老眼はまだなんですが(たぶんあと10年くらいはいけると思う)疲れてくると小さい字がしんどくて……でもそれを差し引いても4pxくらいしかなかったので直ってよかったです。
#サイトのこと メニューがアイコンだとごちゃごちゃするので取り急ぎサイト本体のメニューを持ってきました。私にしか影響ないんですけど投稿画面の文字がすごくちっちゃくなっちゃった。
ガス洗濯乾燥機のが乾太くんがほしくなっています。でも本体価格も置き場所もランニングコストも現実的でない。ガス代電気代上がってるし…
#サイトのこと てがろぐをダウンロードしてきました。スキンはたこつぼくらぶさんのものをお借りしています。ひとまずこれでやってみようと思います。
do さんのスキンもサイトデザインと揃えられるからいいなーと思ったのですが、既存のスタイルシートと要素がかぶっているらしく投稿フォームのデザインが崩れてしまって、スタイルシートとにらめっこする気力がなくて断念しました。

どこにサイトの他のページへのリンクをつけるか迷い、ヘッダー部分にメニュー代わりにアイコンを表示させました。おうちがトップページ、本が小説ページ、ハートが夢小説ページ、クリップボードがメモになっています。
夢小説のアイコンを迷いました。おとぎ話の魔法使い風に魔法の杖とか、もくもくしたクラウドマークとか、夢から夜の連想で月とかもありかなって思ったのですが、名前変換に使っているdream.phpが配布元のaleviritaさんでハートマークで表示されているので、ハートでいきます。ラブストーリーのつもりで書いていますしね。
#再投稿 #映画感想 『ただ悪より救いたまえ』

とても良い作品だったのでエンドロール中にパンフレットの購入を誓ったのですが、大して興味の持てない内容だったので損した気分になりました。何を期待していたかと聞かれると分からないのですけど。映画のパンフレットって値段に大差ない割に当たり外れが大きいと思います。

予告映像を見て鑑賞を決めたので、あらすじも何も読まずに行って、観終えてからStoryを読み、私が一体どうなるのかとはらはらしていた部分は全部事前にお出しされていたと知りました。私は主人公が愛した女性が死ぬことも知らずに見ていましたからね、衝撃を受けられてよかったです。

主人公インナムは殺し屋をやめてカタギに戻るところだったのに、もう殺しはやめたとか、後戻りできなくなるとか、そういう躊躇いが一切ない。切るぞと脅すシーンもなくとりあえず切ってから二本目を切ると脅す。ひとまず殴って話はそれから。覚悟が決まっていていい。アクションの緩急もかっこいいです。淡々とした、けれども派手な暴力がある。人情と無情のバランスもいい。

タイトルもしっかり回収されています。確かに「悪から救われて」いる。死が救いとなる世界観なのかが分からないので、インナムが救われたのかは分かりませんが、救われるべき善人(娘とユイ)は悪の手を離れました。悪であるかどうかの判定がすごく厳しいというか、主人公補正のような情状酌量的要素がない、公正な作品だと思いました。人を殺してはいけないし、児童誘拐も臓器売買もしちゃいけないんですよ。派手なドンパチがありながら、警察官に死人が出なかったように見えるのもそういうことなのかな。

インナムが心を残したまま別れた恋人のことをまだ愛していて、彼女を殺されたことに憤るなら分かるのですが、会ったこともない、今日まで存在すら知らなかった娘にそこまで必死になれるものだろうか、ということが鑑賞中引っかかっていました。娘なんかほっぽってカタギに戻ることもできたのに。恋人を殺した相手への復讐というのは全くなさそうだったから余計に思います。ユイがインナムの娘に情を移しているのはまだ分かるんですけど。人身売買のシーンを見ても、ユイは情に厚い人っぽいので。
でもたぶん、インナムにとって娘は「得られるかもしれなかった平穏の象徴」「良心」みたいなもので、手放したが最後本当の意味でカタギに戻ることはできず、だからああして傷を負っても守ろうとしたんでしょう。レイと殺し合っている理由を忘れた(私はこれは謳い文句かつ作中では答えるのが面倒で放った言葉であって、本当に忘れたとは思っていなかったのですが、本当に忘れているという意味で使われているのでしょうか)ように、実の娘、恋人の忘れ形見だからではなく、ただ守ることが目的になっている。私はそう解釈しました。

悪が一掃されて治安が良くなった気がします。いい結末でした。

映画『ホステル』の舞台となったスロヴァキアの方が、自国の評判を貶めると懸念していたことがあるので、本作の明確にタイだと描写した上での誘拐と臓器売買は大丈夫なのだろうかと心配になりました。畳む
#再投稿 #映画感想 『アナザーラウンド』

上映前の予告で気になったので観てきました。仕事中に飲酒することはポジティブな効果を得られるのかという心理学の一説を、中年の教師たちが自分の体で検証する映画です。100%コメディだと思って行ったらそんなことはなかった。いい作品でした。
結末までのネタバレを多分に含みます。

象徴的に美しい景色も汚い景色もなく、登場人物の日常を追っているような映画でした。作中で音楽がかかるシーンくらいしかBGMが流れないところが好きです。スウェーデン映画の『ギルティ』(どうやら感想を書いていないらしい。こちらもいい作品でしたが、自宅で観ると雑音が気になるかも)を観たときにも思いましたが、北欧の人の家の照明は私には暗い。なのでラストの登場人物の受け持ち生徒が卒業パレードをするシーンでの、日差しの下にある町や生徒たちの笑顔がとても明るく見え、希望に満ちた未来を感じるなーと思いました。

中盤(終盤かも)の強いお酒でカクテルのようなものを作って飲んでいくハチャメチャなシーンが好きです。楽しい。おつかいを頼まれた新鮮なタラを捕るべく、ベロベロになった状態で港で釣りをするシーンも好き。あとマーティンと家族の普段はそこまで会話がないけれど、行事(非日常)のときは団らんできているところや、飲酒によって打ち解けたようでいて一時的なものにすぎなかったところもいいなと思いました。マーティンの酔った勢いの言いがかりが言いがかりじゃなかったのは驚いた。
映画で見られた範囲では、生徒たちがみんな上手く行ったらしいところがとてもよかったです。飲酒によってマーティンが自信ありげにする授業も冒頭の棒読み授業よりずっと楽しかった。範囲を終えられてよかった。飲酒=悪の構図にならなくてよかった。子どもたちには明るい未来があってほしい。生徒が教室に揃っているシーンは人種の多様性がありました。あれがデンマークの今の教室なのかな。

トミーは校内での飲酒がバレたことで職を解かれたのでしょうか。実験に参加した誰もが一時深酒をするようになって、それでも飲まないようにするようにできたのに、彼だけお酒を辞められなかったのは、人との繋がりを求めながらも得られなかった孤独によるものが大きい、という描かれ方のように感じました。コーチをしていたサッカークラブの少年たちが葬儀に現れ、気にかけていたメガネ坊の成長も見られたことで報いはあったと思いますが、マーティンは家族との再構築、ニコライも家庭は継続、ピーターも彼女ができそうな中、トミーだけ老犬(近いうちに来る別れ)の世話をしている。船を漕ぎ出すという一見前向きに見える描写のあとでの自殺。寂しいなぁ。

ラストが明るいからスッキリ終わった印象が強いけれど、終わってみるとトミーのことを考えてしまう。畳む

#再投稿 #映画感想 『ブラック・ウィドウ』

昨年GW公開予定だった『ブラック・ウィドウ』が本日ついに公開されました!
いつから楽しみにしてたっけーと日記を読み返したら、2019年8月でした。ブラック・ウィドウ(というかタスクマスター)をスクリーンで見るのを二年近く楽しみにしていたわけですね。絶対にネタバレを見たくない一心で、昨晩のうちにTwitterアプリを消し、仕事中はずっとそわそわしていました。

私の中でタスクマスターは「傭兵で、訓練教官をやってて、相手の動きを模倣して使いこなせる、実力に裏打ちされた軽妙なしゃべりをするおじさん」というのが大づかみのイメージです。
太もものベルトの部分が特に好きなので男性のタスクマスターが好きですが、MCUで来るタスクマスターが女性だったとしてもいいと思っていました。ナターシャにボコられるのは確定なので、価値観の古い男として出されるくらいなら性別が変わっている方がマシだなという消極的な理由です。

2019/10/27のツイートで以下のように書いていたようですが、凍結のため引用できず。

タスクマスターの能力が見たものをそっくり再現できるっていうものなことを考えると、ブラックウィドウのスタントダブルの人がタスクマスターの中の人を同時に務める可能性もあるのか?つまり女のタスクマスター…デッドプールMAXのタスクマスターが来る可能性が?
https://twitter.com/unym2/status/1188470...

いやー、見事に外してきましたね!
予告編で流れた「レッドルームの支配者」とは何だったのか。後頭部に起動キーみたいなのを刺された時点で「これ違うタスキーや」と思っていましたが、まさかここまでとは。事前映像で体格が小さいことから女性説は流れていましたが、まさか敵が我が娘を改造して兵器に仕立て上げた結果がタスクマスター。相手の動きをコピーするというところしかタスクマスターぽさがない。ガワが欲しいだけならタスクマスターっていう名前じゃなくてよくないかな。こんなもったいない使い方をしてほしくなかった。素顔を見せてのご挨拶をいただいた辺りからストーリーが頭に入ってこなくなってしまった。この映画がなければタスクマスターに出会えなかったのですが、もし、もし事前にアメコミを読んでいなければ、この映画は楽しかったんでしょうか。どうしても女にしたかったならタスキーの娘のフィネスでもよかったのでは。よくはないが。

デッドプールがスーパーヒーロー着地をからかうシーンはありだったのですが、エレーナがナターシャの着地のことを言うのは、身内に友達の前でのテンションの違いを指摘されたみたいな恥ずかしさがあり、居たたまれなくなりました。
元々先の展開(ナターシャはこの話では死なない/未来で死ぬ)ことが分かっている分、先読みが出来ないワクワク感というものが少ないので、家族とも和解できたし、家族だったって分かったし、娘を殺してないってこともわかって、ナターシャは思い残すところがなくなってよかったね……という、きれいにまとめようという予定調和を感じました。対タスクマスターということで、超常的・超科学的要素なしに人間が頑張ってるところを見られると思っていたとこともあり、都合がいいことが多い気がしました。

あんまりよくなかったです。明日思い出して考え直したり、人様の感想を読んだりすると変わるかもしれませんが、現時点ではあんまりよくなかったです!

(7/9追記)アクションはすごくかっこよくて、私がナターシャを好きになった理由でもある強くてかっこいいってとこが十分に堪能できました。身体能力メインのアクションばかりですからね!昨晩寝る前にちらっとTwitterで感想を検索して、よかったところをきちんと拾っていらっしゃるのを読んで、いいなーってなりました。たぶんいい物語が成立してたんだと思う。でもその物語の犠牲になったのが一番期待してたキャラのキャラたる部分だってのが引っかかって楽しめないんだよなあ。畳む
#再投稿 #映画感想 『兄に愛されすぎて困ってます』

実に二年ぶりの映画感想です。どう考えてもバジュランギおじさんを書くとこだろうと思いますが、私は兄こまの感想を書きたい。

ハイローのドラマを見終わり映画再鑑賞を始めようとしたところ『DTC湯けむり純情篇』の配信がなく、あとハイロー系列は配信価格が微妙に高いのでTSUTAYAで借りたんですね。そのときにディスク冒頭にあるレンタル開始映画の宣伝コーナーでこの作品を知りました。映画館で女子高生あたりをターゲットにしているだろう恋愛モノの予告を見るたび「こういうのも結構楽しそうだな、一回見てみたいな」と思いつつも劇場に足を運ぶほどの興味も勇気もなかったのですが、まさかこんなに楽しめるとは!

映画のあとドラマも見たのでドラマの感想も混じっています。

兄こま安心ポイント

★兄エンド確約
これは絶対にそうであってほしいので事前に調べました。だってこのタイトルで兄が身を引くの嫌じゃないですか。ちなみに私は顔は高嶺が好きです。

★主人公の家屋が立派
道明寺邸とかウェイン邸みたいな引くほどの豪邸じゃなくて、別荘地にあるデザイナーズなんとかみたいな外観。いやー立派なお宅ですな!って感じです。生活の困窮を理由に相手を選ばずに住む安心感と、恋愛に打ち込めそうな安心感があります。

★主人公が恋愛体質という自覚あり彼氏をほしがっている
その気がないのにモテすぎて困っちゃうとかモテてることに無自覚だと困るんですよ。そういうもどかしさを感じたくない。せとかの告白12連敗記録が好きです。人に好意を伝えることに臆病でない、友達もちゃんといる。人との関係性が健全であるところがいい。多忙ながら両親揃ってて大事にされてるところもGoodです。

映画序盤から走行中のバスに自転車で並走し、バスを足蹴にして主人公・せとかに対する剣道男の告白を妨害する兄・はるか。揺れるバス。当然中断される告白。お兄ちゃん激しいな!?と驚きました。走行中の、しかも他の生徒も乗っているバスを足蹴にするなんてなかなかない。ハイローやないんやぞ。バスの中なんて見えないはずのにやってくるとは、はるかのせとかの感情が揺れ動いたのを察知する能力が高すぎる。ドラマで高嶺が医者にキスしてるところを見てしまったシーンでも、兄貴よく辿り着けたなって感じがしますし。
せとかに近づく男を引き下がらせるためにサッカー対決で勝つところとか、二階の渡り廊下から飛び降り何事もなく歩いてくるところとか、はるかは身体能力が無駄に高い。

15分ごとに相手を変えてのお祭りデートっていうのを全員が承諾するのがおもしろい。お祭りいいですよね。夏は暑いので好きじゃないんですが、夏のイベントはだいたい好きです。出目金に執着する千秋がおもしろい。千秋の連れてる犬が千秋と歩いているとき嬉しそうに見えなくて、配役上の飼い犬であって実際に飼ってる犬じゃない感じがすごいする。通勤時に見る散歩中の犬がめちゃくちゃ嬉しそうなだけかもしれませんが。

年若い女性がメインターゲットだからか、お風呂のシーンやドラマで風呂上がりにタオル巻いていたシーンでのせとかの胸元のガードが堅いです。せとかがはるかへの恋心を自覚するシーンで、はるかもせとかも兄妹だから相手に恋愛感情を持たないっていう後付の常識を恋心の歯止めに使ってて、似たもの同士だなと思います。早くくっついてくれ。

はるかの回想シーン、幼少期の二人がめちゃくちゃかわいい。映画見てからドラマを見たので、ドラマでせとかが「初恋は特別なの!」と言ったときのはるかの表情の理由がよくわかってニヤニヤしました。はるかはせとかの初恋が自分だって覚えてるけど、せとかは覚えてないもんなー。というかはるかの初恋もせとかなんだろうな。すごくかわいい。

高嶺はせとかの気持ちを試したのであってせとかの初めてを車でしようという気はなかったと思うのですが、オープンカーでセックスしようとしてくる高嶺がすごい。あとダイレクトにセックスを思わせる展開が入ってくると思わなかったので(あってもはるかが風呂でせとかの首筋に唇を寄せてくるのが限度だと思ってた)高嶺がせとかの服の肩紐に手をかけた時うろたえました。

養子だと言われたせとかがまず家族の中で自分だけ他人ということかと、今まで夢中になっていた恋愛のことをすっかり忘れてショックを受けるとこが真っ当でよかったです。演技に詳しくないので真相は不明ですが、この映画ではせとかが一番演技が上手いというか細かいなと思います。ただ目を開けるだけのシーンでもしっかり表現を入れてくる。お兄は対人のときはまだしも独白の時が棒だ。調べたら本業じゃないから仕方ないのかもしれない。幼少期のピアノ演奏と長じてからのピアノ演奏を重ねてくる演出がいいなーと思います。

やたか先生への反応が女子と男子で全く違って副音声みたいになってるとこ好きです。リッスンケアフリーされたとき気合い入れて聞いたんですが、私の英語力がへちょくて今日から付き合い始めようってことしか聞き取れませんでした。意味を聞いてくれてありがとうせとか。

せとかが国光に借りたロードバイクにさらっと乗れるところに、演じている女優さんの身体能力の高さを感じました。普通の女子高校生という設定でロードバイクにためらいなく乗れることに制作陣は誰も違和感を覚えなかったのか。
そして千雪と国光おめでとうだよ!

お母さんがYOUさんでヤマトと母親がかぶってしまった。YOUが母親役に当てられる家庭、自由度高そう。グリーンのトップスにオレンジのネイルってかわいい。
両親に交際宣言したときのはるかとお父さんとの「お前に親父と呼ばれる筋合いはない」「いや親父だろ」というやりとりが好きです。お父さん一回言ってみたかったんだろうな。この家の家族は家でも服がちゃんとしててすごい。

この先そりゃ上手くいかないこともあるだろうけど、周りの人たちが応援してくれるだろうし、二人で頑張っていけばいいじゃない。エンディング曲と相まって、よかったなーという気持ちで終えられる、いい映画でした。畳む
#再投稿 #映画感想 『ジュマンジ2』

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』を観ました。前作を子供の頃にテレビで見て、続編が上映されると知ってからとても楽しみにしていました。20年も前の作品で、ラストも続きを作れそうではあるけど余韻とも言える感じだったので、蛇足だったらどうしようという不安はありましたが、他国での評判を信じてよかった!
RPGをやったことがある人なら心当たりがあるだろう「同じ台詞しかしゃべらない村人」や「ボスが倒せないせいで手慣れてしまうステージ攻略」などの思わず笑ってしまう小ネタが散りばめられたアクション・アドベンチャー映画で、軽快なアクションとストーリーが好きなら楽しめると思います。

前作は「見ていたなら今作中のサービスに気づいてニヤっとできる」という程度だからいきなり今作で大丈夫です。絶対に劇場で見なきゃ!っていう作品ではありませんが、私はおすすめです。

公式サイト→http://www.jumanji.jp/

続きでネタバレ感想です。

冒頭が砂浜から始まったのがまさに続編!正統な続編!

ゲームに振り回されていた主人公たちが、最後は「ライフ喪失後の復活は空から落ちてくる」というシステムを逆手取っての勝利、とてもよかったです!
キメ顔したときに効果音が鳴るところとか、説明シーンが全員の脳内(?)に流れた時にスペンサーが「説明シーンだ」と言うところとか好きです。シープレーンが主人公たちを案内する時に罠を的確に避けさせてくれるのにRPGのダンジョンがクリアできないせいで道中のギミックに慣れてしまうのを思い出しました。ちょっと当たって体力ゲージが削られるくらいなら無視するけど、床が崩れて入り口からやり直すとかロックマンみたく即死な時とかは流石に覚えます。

前作では正体が最後まで分からず今も謎のままなヴァン・ペルトは今作ではちゃんと役割がはっきりしていました。遊ぶ人の想像の余地があって自由度の高いボードゲームよりもシナリオがあるテレビゲームだからかな。魅入られた結果が虫の集合体になるのはどういう仕組みなのか分かりませんが、古いゲーム上の悪役だから唐突なのは大アリです。役割上の悪役と割り切っていこう。
全然関係ないですがハゲワシを見るとプロメテウスを感じてしまいます。懐いてるコンドルの動画(カラパイア紹介記事 )かわいくて好きです。

今作を見る前に改めて前作のDVDを借りていたのですが、1995年の作品だというのにCGに「浮いた感じ」が全くありませんでした。娯楽作品としてのテンポは今作、人間の物語としては前作のがいいかな。今作は主人公たちが現実に戻ってからの変化を感じさせるアフターストーリーがベサニー以外弱かったように思います。すべてを作中で描き切る必要はないし、マーサが体育の授業に精を出し始めても安直過ぎるかもしれないんですけど、スペンサーとフリッジの「今」がほしかったような気がします。
でも前作で思った「人生をやり直せるにしても全部はちょっとしんどいのでは」というのが今回なくて、化物屋敷に残っていた父親のヴリーク氏の記憶はないですし、最長のアレックス(シープレーン)も三ヶ月がダブってるだけなので、安心感がありました!失恋したことになるだろうベサニーには悪いけれど、彼の人生がゲームに影響されすぎなくてよかった!

「ボードゲームなんて今どきしない」と言われたジュマンジが謎のパワーでゲームソフトになるところはジュマンジの執念を感じました。ジュマンジとは一体……。Wikipediaにジュマンジ(作中のボードゲーム)が作られたときの話を作る構想があるということが書いてありましたが、不安と期待半々です。

エンディングの「Welcome to the Jungle 」好きです。畳む
#再投稿 #映画感想 『ドライビング Miss デイジー』

好きな漫画家が「余韻が好きな映画」として挙げていたので観ました。
何も調べずにTSUTAYAに行ったのでパッケージを見たとき「つまらないかもしれないなー」と思ったのですが、全くそんなことはありませんでした。

軽妙なトークを交わしながら深まっていく親交と、さらりと織り込まれる舞台となった時代に横たわる影。何となく感じていたものの、ホークが「黒人はトイレを使えない」と言った時にようやく時代が分かりました。
直接的な暴力の描写や怒鳴ったりするシーンはなかったからこそ、作中で使われたキング牧師の演説にある『悪しき人の暴言や暴力ではなく、善意の人の沈黙と無関心』がどういったものなのかが分かります。教会が爆破されたときは渋滞とホークの言葉の上でから知るだけで、現場は映像としては目にしない。車検証を求めてきた警官も直接的な言葉を投げては来ず、見ている側が「そういうこと」を感じて、ホークとデイジーを見送った警官の発言にダメ押しの認識をする。描写される人々も光景も本当に「どこにでもいる普通の人、日常の一部分」なんですよね。物語を進めるための嫌な人っていうのが出てこなかったように思います。

穏やかではあるけれどゆっくりすぎない、登場人物の心情にうかがうことができる適切な時間が与えられていて、特にお墓のシーンがすごく好きです。文字を読めないことを告白したホークにデイジーが文字の読み方を教え、後日プレゼント(※クリスマスプレゼントではない)としてテキストを贈ったとき、私はホークからデイジーに手紙を書くシーンがあるのかなと思ったけどそんな事はありませんでした。安易な感動物語にならないところも素敵でした。
過去(悲しい過去とか栄光の過去とかではなくて、今までに生きてきた人生という「過去」)がある老齢の主人公たちだからこそ出来上がったストーリーが、観ていてとても心地よかったです。畳む
#freo再投稿#映画感想 『HiGH&LOW THE MOVIE 3』

友人がハマっているので気になって行ってきました。
以前『THE MOVIE 1』を別の友人宅で見せてもらった際に登場人物の見分けがつかなかった旨を言ったところ『UDCast』という視聴覚障害者向けのガイドアプリを教えてもらいました。音声ガイドとして利用したところ、画面上で話しているのが誰なのかを逐一言ってくれるのでわかりやすく、よい鑑賞になりました。「吹き飛ばす」を「吹っ飛ばす」と言ったり、簡素すぎないかと心配になる説明がある一方でハーレーダビッドソンやキャデラックなどの車種はフルで言ったりと不思議でおもしろかったです。バッテリー消費も予想よりずっと小さかったので、他の映画でも使ってみようかなと思いました。

すべてが収まり新しい時代へと向かっていく、年末に見るのにとてもいい作品でした!

スモーキーの墓があまりにも草むらで笑ってしまいました。荒れ果てた無名街の中でめちゃくちゃに草が生えているゾーンがある。洞窟を抜けた先に草が生えているような美しさです。植木鉢が置いてあるように見えるところもあり、無名街の住人たちの自分たちの日々の暮らしもままならない中の優しさを感じました。

コブラを助けに行くシーンで各チームの頭の顔がクローズアップされるところ、あまり走っている感がなくておもしろかったです。九龍はタンクローリーでコンクリを運んでぶち込みそうなのにその場で手作りしている様子がかわいかったです。まずそうなスムージー&腹壊すという気楽さが好きです。
コブラが植木鉢の載った棚を引き倒したシーンで植木鉢が割れていなかったのが安全への配慮を感じました。誰もあれで頭叩いてこないなと思って見ていたのですが、割れていたらすみません。

スモーキーが死んだことで公害被害者がいない、どうしよう、というときに「心当たりがある」と答えるララの表情が笑顔なの、仇に一矢報いることができるとか、役に立てるとかの嬉しさだとは思うけど、そこ笑うとこじゃなくない!?と戸惑いました。暴力とか癒着とかは分かってるから気にならないけど(ゴルフ打ちっぱなしはヤバいと思う)精神一般人枠だと思ってた子の狂い要素は怖い。
西郷の説明でSWORD地区は埋立地だということが分かりましたが、埋立地で鉱石が発掘されるって一体何が起きているんだ。正直無名街の汚染どころか商店街とかも普通にヤバそう。ルードボーイズは地下に研究施設があるということを知らなかったというのが謎です。地上にあるあばら屋よりも風雨をしのげる地下施設の方がよほど住み心地がよさそうなのに。パルクールは相変わらず人間離れしていてすごかったです。

検査場にエリと馬場を迎えに行く場面で、(誰だったか忘れましたが)九龍構成員をボウリングの玉のように投げ飛ばして敵を倒すシーンがおもしろかったです。無名街の爆破装置を探すことになり「探すんかい!」というツッコミが入ったり、ガチガチのフィクション一般論である「どれかのコードを切る」という展開を言ったり、重めの空気が続く中でコメディシーンがあって癒やされました。日本刀を持って追いかけてくる源治のうわこっち来た感がすごいです。そこ以前の源治との対決も真剣なシーンなんだけど非現実的すぎて妙に楽しい。

かわいいと聞いていた九十九の様子や(琥珀に対して好意を向けすぎている)、村山が活躍中の関にうれしそうな(村山はいつも嬉しそうですけど)声をかけるところとかが特にかわいかったです。琥珀は映画1からめちゃくちゃに髪が伸びてボサボサになっていたけど一体何があったんだ。
鬼邪高校のダンプで封鎖された無名街につっこむの待ってましたって思いました。
九龍の上役会議所的な赤い垂れ物がたくさんある部屋かっこよくて好きです。

達磨一家の片輪走行が想像していた以上にずっと片輪で走行していて驚きました。そんな長時間走行するのか…。ぽんぽこ花火上げてるお祭り感とか、本拠地に差し掛かると音声ガイドが「祭り会場」と言うのとかが祭りへのこだわりを感じました。あれだけ花火を使ってしまって次の祭りは大丈夫なんでしょうか。

九龍に親を殺された雨宮兄弟が、九龍との直接対決をコブラに譲って公害を暴こうとする方へ向かう展開がとてもいいと思いました。そこの事情はスピンオフ作品で分かるとのことで、友人が解説してくれるらしいので楽しみです。畳む
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